ミシュラン店で学んだ技術を生かして人気店に！

　今回訪問したのは、4月1日にオープンした「鶏之諺（とりのことわざ）」。阪急大阪梅田駅にできたレベルの高い鶏白湯ラーメンのお店として、ラーメンファンの間で話題になっているお店です。

　ファンが注目する理由のひとつが、すぐそばにある「善LABORATORY（ゼンラボラトリー）」の2号店というところ。メニュー内容がまったく違うので姉妹店という表現の方がマッチするかもしれません。

　この本店にあたる「善LABORATORY」ですが名古屋コーチン・青森シャモロック・天草大王・近江黒鶏の丸鶏というかなり贅沢な食材を使った鶏清湯ラーメンでラーメン通たちを魅了。

　また、開店前にミシュランガイドビブグルマン店の「中華そば 無限」で学んだことでも話題になりました。

　毎年秋に発行されるラーメン専門誌「ラーメンウォーカー関西」の2022年発行版の大阪の新店部門で準グランプリに輝いていることがレベルの高さを証明しています。

すぐそばにジャンル違いの2号店をオープン！

　「鶏之諺」ができたのは本店である「善LABORATORY」をまっすぐ南へ150メートル進んだ同じ阪急大阪梅田駅の高架下。徒歩2分弱の場所です。そのため大阪梅田駅の茶屋町口からから徒歩1分ほどという最高の立地。

　鮮やかなブルーの壁が印象的な店内にはL字のカウンター席。

　テーブル席が充実しているのもこの店の特徴のひとつ。

　各席にはステンレス製のお盆が設置されています。

鶏白湯スープのラーメンを楽しむ！

　メニューは鶏白湯スープの醤油味と塩味。あとはトッピングによるバリエーショになります。

鶏ぱいたんしょうゆ味玉らーめん1,100円

　券売機で買ったのは醤油味の鶏白湯のラーメンの味玉トッピング。

　スープは鶏ガラを高火力で炊いてつくった粘度高い白湯スープ。ひと口目は上品で鶏白湯としてはスッキリとした印象。後半にかけてしっかりしたコクとともに心地よいとろみを感じます。

　流行りのエスプーマな仕上げで鶏独特の甘い余韻も感じます。

　中細麺は固めのゆで加減で、楽しい弾力。

　チャーシューは、豚バラの巻きチャーシュー。しっとしとしていてやわらかで、少し甘さを感じる脂とのバランスも◎。

　細メンマと刻んだ生のタマネギは味わいだけでなく、食感も華やかにします。

　味玉は絶妙な半熟加減。

ひとつののスープにこだわったことで上質な一杯に！

　鶏白湯スープは近江鶏を使い上品ながら粘度や濃厚さはしっかり演出。ゆめちから100%の自家製麺をちょい固めで、関西人が大好きな仕上がりのラーメンでした。

　駅近や女性でも入りやすそうな雰囲気から、梅田の定番鶏白湯店として徐々に人気になっていきそうな気がします。　

お店のInstagram

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