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【大阪市・梅田】ミシュラン掲載の人気店のスタンドスタイルカレーは、見た目とウラハラ!

高田強編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

人気カレー店のカジュアルスタンド

 先日、取材であるカレー屋さんの店主に聞いたのですが、暑い夏の日と寒い冬の日によく出るそうです。なんとなくわかる気がします。ということでグッと寒くなった先日、以前からチャンスをうかがっていたお店に行ってきました。

大阪駅前第1ビル
大阪駅前第1ビル

 お店があるのは大阪駅前第1ビル。

 北新地側、南西の角の階段から降ります。

 目指すのは、階段を降りた地下1階。

スタンドカレーワタナベ外観
スタンドカレーワタナベ外観

 こちらが目的の「スタンドカレーワタナベ」です。このカレー店ですが、ミシュランガイドに3年連続掲載された実績のある堂島の「渡邊咖喱」のグループ店です。心斎橋、桜宮にも支店がありますが、本店に近いこちらは、カウンターのみのカジュアルなスタンドスタイル。同じようですがメニュー構成などを本店と変えています。

スタンドカレーワタナベ店内
スタンドカレーワタナベ店内

 店内はカウンター9席のみ。

 カウンターは広めにとられています。

バラエティ豊かなトッピングがそろう

 こちらですが、ファンを飽きさせないようバラエティ豊かなカレーライスをとりそろえます。

 定番のカレーは1000円前後です。

とんかつカレー1000円
とんかつカレー1000円

とんかつカレー1000円+生玉子100円

 本店でも人気のカレーをオーダー。ごはんとルーの間にトンカツがのります。味変アイテムとして生玉子をトッピング。

 トッピングアイテムが充実しているのもこちらの大きな特徴です。

 ワタナベカレーの大きな特徴がこの黒っぽいルー。全体のルックスが欧風カレーのようですが、ルーがサラサラ。小麦感がなく、ターメリックをしっかり感じます。また、スパイスの風味を牛骨ベースで野菜がたっぷり使用されたダシの旨みが支えるよう構成されたおいしさです。旨みと風味のあとに、グッと辛さがきますが、強烈ではなく、心地よいスパイシーさです。

 パラリとしたターメリックライスは、日本米とパスマティライスを配合。

 微粉パン粉のサクサク食感のトンカツは、想像を上回るやわらかな肉質で噛むと豚の旨み。ルーがとんかつのソースとしてパワーを発揮しています。

 ごはんにのるキャベツは、ピクルスだと思いきや酸味がほとんどなく塩味のあるザワークラフトタイプ。その横にはココナッツとトマトのチャツニは、ムースのような食感。カジュアルに見えながらもこだわりたっぷり。

名探偵コナンのようなカレーライス!

 食べたあとに、打ち合わせで読売テレビに行ったところ、まさに「連載30周年記念 名探偵コナン展」の最中(〜2025年1月8日(水)まで)。主人公のコナンくんの決めぜりふが「たったひとつの真実見抜く、見た目は子ども、頭脳は大人、その名は名探偵コナン!」ですが、「スタンドカレーワタナベ」のカレーは、見た目は欧風カレー食べるとスパイスカレー。まるで名探偵コナンのようなカレーです。

スタンドカレーワタナベ

住所/大阪市北区梅田1-3-1 大阪駅前第1ビル B1

電話/070-1802-4442

営業時間/11:30~15:30(L.O.)、18:00~20:00(L.O.)

休日/土・日・祝+不定休

席数/9席(カウンターのみ)

交通/OsakaMetro西梅田駅南改札から徒歩1分

お店のInstagram

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編集者・ライター・広告ディレクター(大阪市)

関西ウォーカー、SKYWARD(JAL機内誌)、おとなの週末などの雑誌やwebサイトで、関西圏の飲食店やエンターテイメントについて、記事を書いています。ほかに、電鉄、食品、製薬会社、商業施設、テレビ局発行のフリーペーパーなども製作。カンテレ「よーいドン!」やMBS「魔法のレストラン」などのテレビ番組のグルメ情報コーナーでのコメント出演をちょくちょくしています。

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