我が子が「いじめっ子」と言われたら
■いじめとは
いじめ防止対策推進法によれば、相手が傷つけば、いじめです。
■我が子がいじめっ子?
もちろん、いじめは悪いことです。けれども、良い子だと思っていた我が子が、突然「いじめっ子」だと指摘されて、戸惑ってしまう親もいるでしょう。
我が子が悪いことをしていたなら、正さなければなりません。謝罪させ、反省させなければなりません。問題は、どうすれば反省してくれるかという事です。
場合によっては、我が子がいじめっ子扱いされるのは理不尽だと、怒りを感じることもあるかもしれません。
あるいは、何とか大ごとにならずに済むようにと、ごまかすことを考えてしまうこともあるかもしれません(気持ちはわかりますが、子供にとって一番良いことを考えましょう)。
■いじめっ子への接し方(一般的)
いじめ問題は、人権問題としてはいじめっ子が100パーセント悪い問題ですが、教育問題としては、いじめっ子もまた、誰かの援助を必要としている子供です。
さまざまな心の問題を抱えている子供もいます。自分がいじめているという自覚がないこともあります。
悪い子だと頭ごなしに叱るだけでは解決しません。むしろ、君は本当は良い子なのに、悪いことをしてしまったと理解させなければなりません。
いじめた側にも言い分はあるものです。しっかり聴きましょう。その上で、その子この行為が本当にいじめなら、話の中で矛盾点があるはずです。そこを的確に指摘し、本人に気づかせましょう。
怒られている時に、自分は失敗したという歪んだ罪意識(恥意識)を持たせてしまうと、心からの反省も謝罪もできず、むしろ自暴自棄になって破壊的行動をとってしまうこともあります。
■いじめっ子とされた我が子への接し方:親が納得している時も、納得していない時も
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