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声を聞き分ける人工知能と未来のインターフェイス

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
声によるアカウント切り替えに対応したスマートスピーカー、Google Home

米国で注目されている新しいテクノロジーとして、人工知能を搭載したスマートスピーカーが存在感を増しています。先行する円筒形のデバイスAmazon Echoは、開発者を巻き込み、すでに1万もの声で操作するアプリ「スキル」を、手に入れることができ、業界を牽引している存在です。

2016年5月に発表し、10月に発売されたGoogleの音声アシスタントデバイスGoogle Homeは、Google検索で培った知識グラフを活用する人工知能Googleアシスタント搭載し、質問に答える能力でAmazon Echoを圧倒しています。両方試してみると、Google Homeの方が賢さを感じます。

この分野にはLINEも参入を発表しており、メッセージアプリらしく対話型に強い人工知能アシスタントに仕上がることが期待できます。この対話型での人工知能活用は、Googleだけでなく、Facebookも「M」という人工知能アシスタントを、Facebook Messengerで活用できるように、プラットホームの整備を進めているところです。

活発な動きを見せる人工知能アシスタントに見られる新しい動きについて、考えていきましょう。

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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