声を聞き分ける人工知能と未来のインターフェイス
米国で注目されている新しいテクノロジーとして、人工知能を搭載したスマートスピーカーが存在感を増しています。先行する円筒形のデバイスAmazon Echoは、開発者を巻き込み、すでに1万もの声で操作するアプリ「スキル」を、手に入れることができ、業界を牽引している存在です。
2016年5月に発表し、10月に発売されたGoogleの音声アシスタントデバイスGoogle Homeは、Google検索で培った知識グラフを活用する人工知能Googleアシスタント搭載し、質問に答える能力でAmazon Echoを圧倒しています。両方試してみると、Google Homeの方が賢さを感じます。
この分野にはLINEも参入を発表しており、メッセージアプリらしく対話型に強い人工知能アシスタントに仕上がることが期待できます。この対話型での人工知能活用は、Googleだけでなく、Facebookも「M」という人工知能アシスタントを、Facebook Messengerで活用できるように、プラットホームの整備を進めているところです。
活発な動きを見せる人工知能アシスタントに見られる新しい動きについて、考えていきましょう。
この記事は有料です。
松村太郎の「情報通信文化論」のバックナンバーをお申し込みください。
松村太郎の「情報通信文化論」のバックナンバー 2017年4月
税込550円(記事4本)
※すでに購入済みの方はログインしてください。