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Snapchatとはどんなサービスなのか?

松村太郎ジャーナリスト/iU 専任教員
若者をつかむSnapchatの理由と数字を探る(写真:Shutterstock/アフロ)

黄色いお化けのアイコンが目印の、米国の若者とのチャネルとして注目されるサービス、Snapchat。このアプリを開発するSnap Inc.は、2017年3月に株式公開を果たし、共同創業者の2人、エヴァン・スピーゲル(26)とボビー・マーフィー(28)は、上場でおよそ3200億円の資産を手にしています。

もともと、10秒以下の指定した秒数でコンテンツが消える、残らないチャットアプリとして出発したSnapchatは、米国の若者にとって、非常に重宝する存在となりました。

ネット上に残るデータは、「デジタルアイデンティティ」や「デジタルタトゥー」ともいわれ、ずっと残ってしまいます。若い学生時代を、親の目も気にせず思い切り楽しみたい、でもこれから就職や結婚をしていく将来に影響を最小限にしたい。残らないコンテンツ共有は、そんなデジタルネイティブの若者たちにぴったりだったというわけです。

Snapchatがなぜこれほど注目されるのか。アプリにまつわる数字をまとめておきましょう。

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ジャーナリスト/iU 専任教員

1980年東京生まれ。モバイル・ソーシャルを中心とした新しいメディアとライフスタイル・ワークスタイルの関係をテーマに取材・執筆を行う他、企業のアドバイザリーや企画を手がける。2020年よりiU 情報経営イノベーション専門職大学で、デザイン思考、ビジネスフレームワーク、ケーススタディ、クリエイティブの教鞭を執る。

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