「甲状腺が悪くなる」とどうなる?-"甲状腺"の構造や働きを分かりやすく解説!-
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おがちゃん先生です。
今回は「甲状腺」について解説していきます。
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甲状腺ってどんな臓器?
甲状腺は、のどぼとけの下辺りにあり「甲状腺ホルモン」を分泌する臓器です。
蝶(ちょう)のような形をしていて、重さは約20gほどです。
甲状腺の組織は「濾胞(ろほう)」という小さな袋のようなものが集まってできています。
そして、濾胞のなかには「甲状腺ホルモンのもととなる物質(サイログロブリン)」が含まれています。
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甲状腺の働き(甲状腺ホルモンの作用)
甲状腺から分泌される「甲状腺ホルモン」は全身の代謝を活発化させる役割があります。
具体的には、心拍数の増加・熱の産生・脳の発育の促進など。
いわゆる体にとって「アクセル」ようなホルモンといえるでしょう。
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甲状腺が悪くなると?
甲状腺の機能が低下すると、甲状腺ホルモンが少なくなってしまいます。
すると、むくみ(浮腫)・体重増加・寒がり・便秘などの症状が起こることがあります。
「甲状腺ホルモンが少ない」というのは、体にとって「アクセルが効かない状態」とイメージできます。
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最後に(副甲状腺について)
ちなみに、甲状腺の裏側には「副甲状腺」という米粒ほどの大きさの臓器があります。
副甲状腺から分泌されるホルモンは「血液中のカルシウム濃度を上昇させる作用」があります。
「米粒ほどの小さな臓器」が体内の調節をしてくれているのはすごいですよね!
では、今回はここまでになります。
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おがちゃん先生について
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