「血圧が高い」と「腎臓が悪くなる?」-"血圧と腎臓の関係"を分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「血圧」と「腎臓」の関係を解説していきます。
.
[目次]
1.血圧とは?
2.腎臓とは?
3.血圧と腎臓の関係
4.腎臓が悪くなると?
・ 最後に
.
1.血圧とは?
血圧とは、心臓から送り出された血流(血液)が血管の内壁を押す圧力のことをいいます。
高すぎる状態が「高血圧」で、低すぎる状態が「低血圧」です。
.
.
2.腎臓(じん臓)とは?
腎臓は、腰の辺りに左右1つずつある臓器です。
代表的な働きは「尿をつくること」ですが、その他にも下の図に示したように、様々な働きがあります。
エリスロポエチン…赤血球の産生を促進するホルモン。
.
.
3.血圧と腎臓の関係
腎臓にはたくさんの血液が流れてきます。
そして、流れてきた血液は、腎臓の「糸球体」という細い毛細血管で「ろ過」され、その後「濃縮」されて尿が完成します。
糸球体(しきゅうたい)…個人差はあるが、1個の腎臓に約100万個ある。
.
「糸球体」の壁は"薄い構造"となっています。
しかし、糸球体には、比較的高い圧力で血液が流れてくるため、きわめて"壊れやすい"という特徴があります。
だからこそ、健康な方でも、加齢ととも機能する糸球体の数は減っていきます。
.
こういった特徴があるなかで「高血圧」という、通常より高い圧力で血液が流れてきたらどうでしょう?
→糸球体がさらに壊れやすいですね。
だからこそ「血圧が高い(高血圧)」と「腎臓が悪くなりやすい」という関係になります。
.
.
4.腎臓が悪くなると?
腎臓が悪くなると、尿が正常につくれなくなってしまうため、尿毒素が体内に蓄積してしまいます。
そして、むくみ・血尿・蛋白尿・だるさ・高血圧・かゆみ・貧血などの症状が現れることがあります。
.
.
最後に
今回は「血圧」と「腎臓」の関係を解説しました。
腎臓は、とても大切な臓器なので、日頃から適度な運動や食生活に気を使ってあげましょう。
.
では、今回はここまでです。
参考になりましたらハート(いいね)ボタンを押していただけると励みになります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
併せて読みたいおすすめ記事
●「腎臓が悪くなるとどうなる?」
→腎臓の構造と働きを分かりやすく解説!
●「甲状腺が悪くなるとどうなる?」
→甲状腺の構造と働きを分かりやすく解説!
●「つら〜い"花粉症"のメカニズム」
→花粉症ってなんで起こるの?
●「女性ホルモンが減るとどうなる?」
→"女性ホルモン"の働きや役割について!
(Yahoo! JAPANクリエイターズプログラム記事より)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おがちゃん先生について
● ウィルワン整体スクール卒
● インスタグラムフォロワー1.6万人超
● YouTubeチャンネル
● bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
(それぞれ外部リンク)