「腎臓(じん臓)」が悪くなるとどうなる?-腎臓の構造と働きを分かりやすく解説!-
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おがちゃん先生です。
今回は「腎臓」について解説していきます。
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腎臓ってどんな臓器?
腎臓は、腰の辺りに左右1つずつある臓器です。
成人で長さ約10cm、幅約5cmでソラマメのような形をしています。
右の腎臓は、上に大きな「肝臓」があるため、左の腎臓よりも約2〜3cm低い位置にあります。
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腎臓の働き
腎臓は「泌尿器系」の1つです。
代表的な働きは「尿をつくること」です。
他には「血圧の調節」「ビタミンDの活性化」「赤血球をつくるサポート」「体内環境のバランスを保つ」といった働きもあります。
それぞれの働きをもう少し詳しくみていきましょう。
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働き①:尿をつくる
体の中で「尿をつくる」ことができるのは"腎臓のみ"です。
腎臓に流れてきた血液から「ろ過・濃縮」をして尿をつくります。
腎臓でつくられた尿は「尿管」を通り、「膀胱」に溜められ、「尿道」を通って体外に排出されます。
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働き②:血圧の調節
腎臓は「血圧」を監視しています。
そして、腎臓から分泌される「レニン」という物質が血圧に関わっています。
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働き:③ビタミンDの活性化
腎臓は「ビタミンDを活性化」する役割があります。
活性化されたビタミンDは、腸での「カルシウムの吸収を促進」する作用があります。
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働き④:赤血球をつくるサポート
「赤血球」は、全身に酸素を届ける細胞です。
そして、腎臓から分泌される「エリスロポエチン」というホルモンは、骨(骨髄)に作用して、赤血球の産生を促進します。
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働き⑤:体内環境のバランスを保つ
腎臓は「水分・電解質の調節」「体液のpHを一定に保つ」働きをしています。
これにより、体内環境のバランスが一定に保たれています。
このように腎臓は、体にとって無くてはならない大切な臓器です。
では、腎臓が悪くなるとどうなるのでしょうか?
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腎臓が悪くなると?
腎臓が悪くなると…
→体内の水分バランスが崩れ「むくみ」
→尿の成分に異常が起こり「血尿」「蛋白尿」
→尿毒素が体内に蓄積して「だるさ」
→余分な塩分や水分が蓄積し「高血圧」
→エリスロポチンの分泌が低下して、赤血球が減少することによって「(腎性)貧血」
などといった症状が現れることがあります。
また「腎臓」と「心臓」には密接な関係があり、「腎臓」が悪くなることで「心臓」も悪くなってしまうことがあります。
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最後に
腎臓は、機能が大きく低下するまで症状が現れにくいです。
なので、定期的に健康診断を受けることも大切ですね。
では、今回はここまでになります。
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おがちゃん先生について
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● 解剖生理学オンラインサロン運営
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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