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【おいしい理由は140度】クリスマスにおすすめローストビーフをほったらかしでつくる裏ワザとレシピ

お天気ママ料理研究家&気象予報士

クリスマスや年末年始など、ごちそうを作る機会が増える季節になりましたね。
そこで今回は、テーブルが華やかになるローストビーフを簡単につくる裏ワザとレシピを紹介します。お肉を美味しくする温度のポイントなどもあるので、ぜひチェックしてくださいね。

140度の低温でじんわり火を入れる

ローストビーフの火入れの好みは人それぞれですが、私はじんわり緩く中心まで火が入ったものが好みです。このため、低温でゆっくり火を入れるようにしています。
その時にちょうどいい温度が140度です。高温では外側ばかり火が入って加熱ムラになりますが、低温でゆっくり焼くと、しっとりジューシーなローストビーフになりますよ。
焼き時間は、
ローストビーフ:牛肉500g⇒30分、
ローストポーク:豚肉500g⇒60分です。

ちなみに、以前さらに低い120度で焼いたことがあるのですが、時間が2倍かかり、表面が乾いて硬く残念な仕上がりになりました。
よって、しっとりの極上の仕上げにする最適な温度は、140度と言えそうです。

事前の焼きつけ不要で冷蔵庫から直行

140度で長く焼くので、表面はしっかりと火が入ります。このため、トースターに入れる前のフライパンでの焼きつけは不要です。
またお肉は低温でじっくり焼くので、事前に常温に戻す必要もありません。冷蔵庫から出したての冷たいまま、調理がスタートできます。

ほったらかしでホイル包みは不要

一般的なレシピでは焼き上げた後、ホイルで包んで常温に置く工程がありますが、これも面倒ですよね。

そこで便利な裏ワザが、「庫内でほったらかし」です。スイッチを切った後もしばらくのあいだ庫内は温かいので、庫内に入れたままにして置けば、余熱でじんわりと火が入ります。ほったらかしておくだけなので、手間が省けます。

レシピ

手間なし簡単、トースターでつくるローストビーフのレシピを紹介します。焼き時間30分、余熱は60分と時間はかかりますが、手間なしで簡単にできますよ。

■4~5人分
牛肉の塊=500g
塩=小さじ1
ブラックペッパー=小さじ1/2

①-トースターの天板にアルミ箔を敷き、牛肉をのせて、塩こしょうをすりこむ。
※お肉は冷蔵庫から出したての、冷たいままでOK。
※焼いているうちに肉汁が流れ出るので、アルミ箔は少し上に折り曲げておくと洗うのがラク。

②-140度のトースターで30分焼く。
※トースターのヒーターに、お肉が触れないようにしてください。

③-電源を切って、庫内に入れたまま、60分粗熱が取れるまでほったらかす。
※中心までじんわりと火が入ります。
※すぐに食べない場合は、敷いていたアルミホイルで包んで、冷蔵庫で保存してください。

④-お好みの厚みに切る。
※食べる直前で切ると、色が鮮やかで美味しいです。

まとめ

工程の多いローストビーフですが、「トースター140度」「焼き後のほったらかし」の裏ワザで、とっても簡単に作ることができます。見栄えがするので、クリスマスのディナーにおすすめですよ。ぜひ試してみてくださいね。

毎日の料理を楽しくする裏ワザやレシピの記事を多く執筆しています。是非合わせてチェックをしてください。

⇒トースターでローストポークを作る裏ワザとレシピ

料理研究家&気象予報士

せっかちな性格と気象・薬膳の知識を生かして、時短簡単で体にいいレシピや裏ワザを紹介しています。 現在、2児の子育て中の有職主婦。 すぐに作れる副菜や簡単すぎる麺類の料理が得意です。 熱中症予防・夏バテ予防、冷え性の改善、花粉症の軽減など、 季節病・気象病のレシピも随時紹介しています。 ■有資格 気象予報士 健康気象アドバイザー 国際中医薬膳師 食生活指導士®2級

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