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【LGBTQ+】「自分の性を隠さなくていい」多様性に寛容なイギリスで私が感じたこと

Amy (えいみー)エッセイ漫画家(ワーホリ・海外)

性的少数派の人を差別する事が違法となっているイギリスでは、ヨーロッパで「最もLGBTQ+の人々の権利が尊重されている国」の1つに選ばれています。

6月はプライド月間という事で、私が実際に感じたイギリス生活でのLGBTQ+事情をシェアしたいと思います。

■イギリスでは、自分の性を隠さなくていい

私はイギリスでたくさんのLGBTQ+の方に出会いましたが、わざわざ「私はレズビアンなの」と言うこともなく、会話の中で「私の"彼女"が...」と自然に会話の中に出てきます。

それに対して当然びっくりする事もなく「へぇ」くらいの反応で、LGBTQ+の人達が「珍しい」という感覚は全くないように思いました。

イギリスは周りの目を気にする風潮がなく、LGBTQ+の人に関わらず自分が好む服装を着る人がとても多い事も印象的です。

そして雑貨屋さんにはレインボーグッズが売られていたり、お店の窓に「LGBTQ+フレンドリー」のステッカーが貼ってあるのも何度か見かけた事があります。

誤解を与えないように補足しておくと、もちろん偏見が全くないという訳ではないんです。ですが、社会全体のLGBTQ+への理解度がとても高いと、イギリスに住んでいてとても感じました。

■日本のLGBTQ+の現状

昔に比べると性的少数者に寛容になりつつある日本ですが、現状では先進国に遅れをとっています。

G7で唯一同性婚は認められていない国は日本だけであり、自治体によりパートナーシップ制度はあるものの法的に「家族」と認められるものではありません。

世論調査では6~7割の日本の方が同性婚について賛成であり、色々弊害はありますが近い将来日本も同性婚が認められる日が来るかもしれませんね。

―いかがだったでしょうか?

6月は日本でもLGBTQ+のイベントやマーチが各地で開催されます。

誰でも参加可能ですので、皆さんのお近くの地域でぜひチェックしてみて下さいね。

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エッセイ漫画家(ワーホリ・海外)

1993年生まれ、愛知県出身。ワーキングホリデーの経験や国際恋愛をリアルにつづったエッセイ漫画を執筆中。現在はノマドワーカーとして、日本とアメリカを拠点に世界各地を旅する暮らしを送る。Webサイトでは海外生活やワーホリの実践的な情報を発信中。インスタグラムフォロワー1.3万人。

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