【知っておきたい】日本人がやりがちな、海外で"やってはいけない"ハンドサインとその意味とは?【6選】
みなさんは、海外で"やってはいけない"ハンドサインをご存じですか?
日本では日常的に使用するサインでも、海外では深刻な誤解を招く事があります。今回は海外旅行前に必ず知っておきたい、海外でやってはいけないハンドサインとその意味【6選】をご紹介します。海外でトラブルに巻き込まれないためにも、ぜひ参考にして下さいね。
1. 親指をたてる(グッドサイン)
NGとなる国
中東諸国、南米や西アフリカの一部地域
ハンドサインの意味
日本や多くの欧米諸国では「OK」や「GOOD」を表す一般的なサインですが、上部の地域、特に中東諸国では「肛〇に指を突っ込むぞ」などの侮辱的な意味とされるため使用は控えましょう。
2. OKサイン
NGとなる国
ブラジル、トルコ、フランス、ベルギー
ハンドサインの意味
日本やアメリカでは「了解」を意味する一般的なサインですが、ブラジルでは女性〇や肛〇を表し、トルコでは同性愛者を侮辱する意味があります。フランスとベルギーではこのサインをゼロとし「あなたは無価値」という意味に。
このサインは多くの国でNGとされるため、海外では意識して控えましょう。
3. 裏ピースサイン
NGとなる国
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド
ハンドサインの意味
日本では写真撮影などで使用される事がありますが、上記の国々では中指を立てる事と同等の強い侮辱にあたります。
このサインは、100年戦争時代にフランス軍が英国の弓兵の捕虜の人指し指と中指を切り落とし、イギリス人が「俺たちの指も切ってみろ」と相手を挑発するポーズに発展したという歴史的背景があります。
4. 小指を立てる
NGとなる国
中国、ヨーロッパの一部地域
ハンドサインの意味
日本で「女性」を表すサインですが、中国では親指が「できる人」を意味するのに対し、小指を立てる行為は「出来の悪い役立たず」という侮辱的な意味になります。ヨーロッパの一部地域では軽蔑を表すため注意しましょう。
5. 手のひらを相手に向ける
NGとなる国
ギリシャ、ヨーロッパの一部地域
ハンドサインの意味
多くの国で「止まれ」を意味しますが、ギリシャではビザンティン時代に排せつ物等を手の平にのせ、それを顔に押し付けた歴史的背景から、指を広げて手のひらを向ける行為は強い侮辱にあたります。
6. 中指を立てる
NGとなる国
全世界でNG、特に欧米諸国
ハンドサインの意味
日本でも知られている通り、このサインは全世界共通で「F*** YOU(くたばれ)」を意味する強い侮辱を表します。どのような状況でも使用を避けるべきサインです。
日本では問題ないハンドサインが、海外では人を不快にしてしまったり、侮辱の意味になってしまう事もあります。海外に行く際は渡航先の文化と習慣を事前に学び、知らずにこれらのハンドサインをしてしまった場合はすぐに謝罪しましょう。
この記事が、みなさんが安全に楽しく海外を訪れる手助けになれば幸いです!
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