厳しいアメリカの入国審査を経験者が解説!質問の答え方と準備するものとは?【ESTA】
アメリカの入国審査は近年で随分厳しくなりました。渡米予定の方は心配な方が多いのではないでしょうか?
今回は私が毎年アメリカに渡航している経験から、入国審査で聞かれる質問と答え方と事前に準備するものについて解説していきます!ESTAで渡米予定の方はぜひ参考にして下さいね。
1. ESTAとは?
ESTAとは、観光や短期滞在の目的で最長90日間アメリカに滞在できるビザ免除プログラムです。
入管審査は「ESTAの目的と入国目的が一致しているか」「不法滞在する可能性はないか」などを確認するために行われます。怪しいとみなされた場合は別室での追加審査を受ける事になります。
ESTAの申請方法は?
ESTAは米国税関国境警備国の公式サイトやアプリ「ESTA mobile」から申請できます。申請料は$21(約3,150円)で、通常72時間以内に承認され、有効期限は2年間です。
2. 入管審査での質問と答え方
質問はその都度変わりますが、基本的には以下の6つの質問を押さえておきましょう。回答は自分用にアレンジして下さいね。
①What is the purpose of your visit? (滞在目的は?)
- Sightseeing.(観光です。)
②How long do you plan to stay? (滞在日数は?)
- Five days.(5日間です。)
③Where will you be staying? (どこに滞在しますか?)
- At the LA Hotel.(LAホテルです)
④What do you do for a living? (仕事は何ですか?)
- Illustrator.(イラストレーターです。)
⑤Are you traveling alone or with someone? (1人ですか、または誰かと来ましたか?)
- Alone. / With my friend. (1人です。/友達とです。)
⑥Have you visited the United States before? (以前アメリカへ来た事は?)
- Yes, three years ago. / No, this is my first time. (3年前に。/初めてです。)
長々と文章で返事する必要はありません。質問には簡潔に答え、聞かれていない事は話さない事が入管をスムーズに通過するコツです。
2. 準備しておくもの
入管審査をスムーズに通過するため、事前に準備しておくと良いものは以下の通りです。
・質問への回答を書いたメモ
・帰国便の予約画面のスクリーンショットまたは印刷物
・ホテルの予約画面のスクリーンショットまたは印刷物
これらの書類を用意しておけば、審査官から詳細を尋ねられた際にスムーズに提示できます。メモを直接見せても問題ありません。
「英語が話せない」と不安な場合
英語が不安な方は、あらかじめ以下の内容のメモを作成しておき、分からなくなった時に提示しましょう。
I'm here for sightseeing. (観光で来ました。)
I'll be staying for five days. (5日間滞在します)
I'll be staying at the LA Hotel. (LAホテルに滞在します。)
I'm an illustrator. (職業はイラストレーターです。)
I'm traveling alone. / I'm traveling with my family. (1人で来ました。/家族と来ました。)
I visited the US three years ago. / This is my first time visiting the US. (アメリカに3年前に来ました。/アメリカは初めてです。)
メモを見せてからも質問が続き、困った場合に備えて「Google翻訳」アプリを入れておくと安心です。
今回の記事は1週間程度の観光を想定していますが、1か月以上滞在する方は以下のレポート記事を参考にして下さい。
①厳しすぎる「アメリカ入管」?! 実際に体験した私の、"聞かれた事・見せたもの" 徹底レポート【漫画】(2023年11月)
②【アメリカ入国審査】「彼氏と結婚する気はある?」と聞かれ...ESTAでの入管体験レポ―ト【漫画】(2024年10月)※アメリカにパートナーがいる方は是非ご覧下さい。
アメリカへ渡航予定がある皆さんが、スムーズに入管を通過できますように、この記事が参考になれば幸いです。
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