【英会話】「It's the thought that counts.」ってどんな意味?
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日は「It's the thought that counts.」の意味を例文を使いながらご説明します。それでは例文を見てみましょう。
例文1
A: I made you a cake for your birthday, but it didn’t turn out very well.
B: Don’t worry about it. It’s the thought that counts. Thank you for making it for me.
AさんがBさんに、「君の誕生日にケーキを作ったんだけど、上手くできなかった。」と言いました。「turn out」は「~という状態で終わる、~の結果になる」という意味で使われています。それに対してBさんは、「心配しないで。 It’s the thought that counts. 私のために作ってくれてありがとう。」と答えました。
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それでは次に例文2を見てみましょう。
例文2
A: I’m sorry I couldn’t get you the book you wanted. It was sold out everywhere.
B: That’s okay. It’s the thought that counts. Thank you for trying.
AさんがBさんに、「ごめん、君の欲しい本が手に入らなかったよ。どこも売り切れだったんだ。」と謝りました。それに対してBさんは、「大丈夫だよ。 It’s the thought that counts. 探してくれてありがとう。」と答えました。
これらの会話から「It’s the thought that counts.」にはどんな意味があると考えられるでしょうか。
It’s the thought that counts = The intention behind a gift or action is more important than the value of the gift or the result of the action.
「It’s the thought that counts.」は「The intention behind a gift or action is more important than the value of the gift or the result of the action.(贈り物や行動の背景にある気持ちが、贈り物の価値や行動の結果よりも大切だ。)」という意味になります。相手が自分のために何かをしてくれたり、何かを贈ってくれたりしたときに、その気持ちや心配りを感謝するときに使われます。「count」には動詞で「大切である、価値がある」という意味もあります。つまり、「大切なのは気持ちだ」ということですね。
例文1では、Bさんの誕生日ケーキを作ったけど、上手くできなかったと言っているAさんに対して、Bさんが、「It’s the thought that counts.(大切なのは気持ちだよ。)」と言い、作ってくれたことに感謝していました。
例文2では、Bさんの欲しい本が見つからなかったと言っているAさんに対して、Bさんが、「It’s the thought that counts(大切なのは気持ちだよ。)」と言い、探してくれたことに感謝していました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?相手が自分のために何かしてくれたり、何かを贈ってくれたりしたときに、その気持ちや心配りを感謝するときに、「It’s the thought that counts.」を使ってみてください!
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