学校健診で胸部露出 まだ対応に差
学校の健診「胸部の露出」まだ現場の対応分かれる 原則は着衣、「嫌なものは嫌」「同性の医師で」
京都新聞学校の定期健康診断で上半身裸にさせることに疑問の声が上がっている問題で、体操服やタオルで胸を隠すなど児童生徒の心情への配慮が進んできた一方、学校医の間で胸部露出の要否を巡る意見が分かれており、学校の対応に差が生じている。有識者は「性を巡る意識は大きく変化している。学校の健診で何をどこまで目指すかというコンセンサス(共通理解)を固め、その進め方については子どもの視点を入れて見直すべきでは」と指摘する。