【交野市】涼しげにほとばしる麗しき水流──涼を求めて「月の輪滝」へ<YouTube動画あり>
猛暑続きの中、涼を求めて月の輪滝(つきのわのたき)へ行ってきました。
8月27日午前8時過ぎ、京阪交野線私市駅を下車。案内板の表示にしたがい、住宅街の中の道を通って月の輪滝へ向かいます。
歩いていると、向かって右側に「月輪瀧道 改修紀念碑」と彫られた石の紀念碑が現れました。
やがて周囲には民家が少なくなり、代わりに草木の割合が増えてきました。ついにアスファルトの舗装道がなくなり、砂利道へ入ります。
森の中を歩いていくと、目の前に2つの道とその奥に砂防ダムが見えてきました。左の上り道は途中で途切れてそうなので、右側の道を選びます。
すると道は右側にカーブしてT字路に出ます。突き当たりの右側に月の輪滝への案内板があったため、何も考えずにこちらだろうと思い、右側へ進みます。
ところが、倒木が行く手をさえぎるなど、何やらあまり人が立ち入っていない様子。すぐ引き返します。改めて案内板をよく見ると、矢印は逆の左方向を指していました。ちゃんと確認すべきでした。
左側の道を進むと、水の流れる音が次第に大きくなり、ついに月の輪滝の正面に到着しました。
巨石の間から水が次から次へとほとばしっています。滝の高さはこれまで訪れた3つの滝よりも低いのですが、水の勢いは非常に強く感じます。
付近の掲示物によると、付近の古老は月の輪滝を「金剛滝(こんごうのたき)」と言っていたとのこと。この滝は土地の神を祀る場であり、滝の石は神聖視されていたらしいそうです。
これまで四條畷・交野両市にある計4つの滝をめぐってきました。いずれも公共交通機関と徒歩で訪れる必要がありますが、かといって何時間も険しい山道を歩く必要はなく、比較的行きやすい場所にあることがわかりました。自然豊かな両市の魅力の一端にふれた気がします。
Yahoo!マップ上の月の輪滝の位置