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「外出前にレモンを食べると日焼けする?」栄養士がその疑問に答えます!

おはようございます!

栄養士食堂です。

皆さん、「外出前にレモンを食べると日焼けする」という噂は聞いたことはありませんか?

今回はその疑問に栄養士が答えます!

興味がある方は最後までお付き合いくださいね。

今回の目次

1 レモンの栄養について
2 保存方法・選び方・調理のコツ
3 外出前にレモンを食べると日焼けする?
4 まとめ

1.レモンの栄養について

レモンのビタミンC含有量は柑橘系の中でもトップクラスです。ビタミンCは活性酸素(細胞を傷つけるなど老化の一因)の除去や血管の強化、免疫機能の活性化などの重要な働きを担うビタミンです。

【食品成分表 (レモン可食部100gあたり)】

エネルギー        54kcal
タンパク質        0.9g
脂質           0.7g
炭水化物         12.5g
無機質 カルシウム    67mg
鉄            0.2mg
ビタミンA         26μg
ビタミンB1        0.07mg
ビタミンB2        0.07mg
ビタミンC         100mg  

2.保存方法・選び方・調理のコツ

【保存方法】

・ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。

・使いかけの半端なレモンは切り口が空気に触れないようにぴったりとラップをかけましょう。

・冷凍する場合は使うときの形に切り、ラップをして保存容器に入れ冷凍する。

【選び方】

・表皮がなめらかでムラがないもの

・重みがあり、香りがよいもの

・柔らかすぎないもの

【調理のコツ】

皮にワックスがついている場合は適量の塩でもむようにこすって水洗いしましょう。浸透圧で汚れが落ちるだけでなく色と香りもよくなります。

3.外出前にレモンを食べると日焼けする?

お待たせしました!「外出前にレモンを食べると日焼けする?」にお答えします。

結論‥‥可食部は問題ないですが、レモンを皮ごと食べたり、皮ごと圧作した果汁を使った料理を食べたり、皮膚にレモンの皮の精油成分がついたまま光に当たったりすると皮膚トラブルを起こす可能性があります。

では詳しく解説していきます。

なぜ、外出前にレモンを食べると日焼けをするという噂が出たかというと、おそらく「(*)光毒性のあるフロクマリン類」がレモンに含まれているからかと思います。

確かにレモンには光毒性のあるフロクマリン類が含まれますが、可食部には含まれていないかもしくは少量しか含まれてないと言われています。

ただし、レモンの皮には多量のフロクマリン類が含まれているので、レモンを皮ごと食べたり、皮ごと圧搾した果汁を使った料理を食べたりするとフロクマリン類を摂取する可能性があります。

また、皮膚にレモンの皮の精油成分がついたまま光に当たると赤くなったり、痛みを感じたり、ひどくなると水泡ができたりする可能性があるので注意が必要です。

*光毒性…(精油などの)光感作物質を肌につけた状態で日光に当たることで、「色素沈着(シミ)」や「炎症」などの皮膚トラブルが起こること。

4.まとめ

・可食部は問題ないが、レモンを皮ごと食べたり、皮ごと圧作した果汁を使った料理を食べたり、皮膚にレモンの皮の精油成分がついたまま光に当たったりすると皮膚トラブルを起こす可能性がある。

・レモンのビタミンC含有量は柑橘系の中でもトップクラス。

・使い分けの半端なレモンは切り口が空気に触れないようにぴったりとラップをかける。

・皮にワックスがついている場合は適量の塩でもむようにこすって水洗いをする

【もっと学びたい人へ】

他の記事では「その切り方絶対やめて!」9割が知らない『えのきの線の正体』とは?を詳しく解説しています!ぜひご覧ください!

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SNS総フォロワー1万人突破!失敗しない買い物術がひと目で分かる!食材の選び方・保存方法などを発信中*|【保有資格】栄養士・保育士|【職歴】保育園の栄養士として、調理・献立作成・食育活動などの多岐に渡る業務を経験。給食で使用する食材を自ら買い物にいく中で食材の選び方、保存方法のノウハウを学ぶ。現在はその知識を活かし、栄養士ライターとして活動中|【Yahoo!更新時間】毎日17時|企業からの案件も多数|インスタ・X・YouTubeも運営中 

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