今日は何の日? みんなが大好きなあのスイーツが難病の子供を救う
2019年6月22日は「マカロンデー(MACARON DAY)」
本日6月22日が何の日であるかを知っていますか。
2019年6月22日は「マカロンデー(MACARON DAY)」です。
マカロンは、卵白と砂糖とアーモンドを使ったフランスの焼菓子で、日本では2枚の丸いマカロンでクリームを挟み込んだものがよく知られているのではないでしょうか。
「マカロンデー」というと、商業的なプロモーションという印象をもつ方もいるかもしれませんが、それは違います。
マカロンを売り出すためではなく、難病とたたかう子供たちへの寄付金を集めるために「マカロンデー」は存在しているのです。
マカロンデーの始まり
日本でも多くの熱心なファンをもつフランス人パティシエであり、マカロンがその代名詞ともなっているピエール・エルメ氏が「マカロンデー」を始めました。
2005年に始まった「マカロンデー」も現在では、1981年に設立され、国際的な地位を持つ洋菓子職人協会のルレ・デセール会員をはじめとして、多くの団体が加わり、大きなイベントに発展しています。
単にマカロンを売って利益を上げようとする商業的なイベントではなく、子供たちのために行うチャリティーイベントだからこそ、ここまで広まってきたのではないでしょうか。
キャンペーン概要
「ピエール・エルメ・パリ 青山」では「マカロンデー」に関連して、2019年5月29日から7月2日(予定)まで、以下のキャンペーンが行われています。
- 限定マカロンギフトの販売
- 募金箱の設置 (各関連スポット)
- 関連イベントの開催
- マカロンの無料配布 (6月22日のみ・対象ブティックにて)
マカロンが詰め合わされた(12個、20個、24個、40個)限定マカロンギフトは、ピエール・エルメ・パリのアイコンモチーフであるリーフ柄をあしらったシンプルな白いBOXで提供されています。
マカロンやプティガトーを楽しめる毎年恒例の「マカロンナイト」も開催され、今年は「マカロンデー」前日の6月21日夜でした。
限定マカロンギフトの売上の一部、諸経費を引いたイベントの参加費用、募金箱に集まった寄付金は、1998年2月に設立した「認定NPO法人 難病のこども支援全国ネットワーク」に寄付され、そこから子供たちの医療と福祉向上に役立てられます。
このことからも非常にチャリティー色の強いキャンペーンであることが分かるでしょう。
20種類のマカロン
では、他に注目するべきところは何かあるでしょうか。
キャンペーン開催期間中は、20種類もの色とりどりのマカロンのパティスリーが店頭に並べられ、まるでカーニバルのような楽しい雰囲気を醸し出します。
募金するために訪れた際、圧巻のマカロンを観賞するのもよいでしょう。
また、直営ブティックではマカロンを用いた特別なプティガトーが販売されているので、普段とは違うラインナップを楽しめます。
きっかけの一日に
「マカロンデー」を広めるために、昨年まではアンバサダーを立てていましたが、今年は純粋にマカロンを訴求するようにし、原点に立ち返ったような印象があります。
公式サイトに綴られているように、フランス人も日本人も、大人も子供も、女性も男性も大好きなマカロンのおいしさによって、「マカロンデー」が難病とたたかう子供たちに寄り添う「気付きの一日」となることを期待しています。