【子どもの褒め方】結果・過程・存在の3つのステップを紹介!
こんにちは!ともや先生です!
実は一口に「褒める!」ということにも、いろんな種類があるんです!
知ってましたか?
ザックリとわけて3種類となっております。
今回はそれを掘り下げていこうと思います!
※子どもに対しての記事で書きますが、大人同士や職場でも使える内容だと思います。
①「結果」褒め
皆さんが一番イメージする褒め方はこれではないですか?
なにか結果が出て、それに対して「褒める」というものです。
例えば、子どもがテストで百点をとりました。
それに対して…
「100点とってスゴイね!」
これは100点をとった事実に対して褒めているので「結果褒め」となります。
これが一般的な「褒め」に該当されることではないでしょうか?
自分が出した結果に対して褒められると嬉しいですよね!
ですが「結果褒め」は「結果を出していない。結果を出したくてもなかなか出せない…」といった場合には行う事は出来ません。
褒めたくても褒めるところがない!となってしまい、使う場所が限定されてしまう事が難点といえるでしょう。
②「過程」褒め
「結果を褒められないのであれば、過程を褒めればいいじゃないか!」はい、まさにその通りです。
「過程褒め」であれば、結果が出せなくても、結果が出ていなくても行うことができます。
まだ結果が出ていない場合…
「毎日練習してエライね!こんな時間まで頑張ってスゴイね!」
というように褒めることが可能です。
結果的にダメだった場合…
「結果は出なかったけど、頑張ってたのはエライね。それはきっとムダにはならないよ!」と言うように結果に至るまでの頑張った部分を褒めるのです。
子どももきっと「次は頑張ろう!」と思えるハズです。悔しさをバネにして更に励むことでしょう。
「結果褒め」と違い、多様な場面で使う事が可能です。
ですがここで気を付けたいのは、ただやみくもに褒めればいいというわけではありません。
デメリットとしては、頑張っていたことに対してのみ効果があり、頑張っていない時にコレをしてしまうと、相手に勘違いをさせてしまいます。
「え?別に頑張ってないけど、そんな風に言うなんて…この人は自分のことをそんなに見ていないんだな…ガッカリ…」
となってしまうことがあります。
「過程褒め」はきちんとその人の事を見ていないと出来ません。
その点では「結果褒め」よりかは難易度が高めですね。
③「存在」褒め
結果を褒めて、過程を褒めて、次は「存在」です。
実は、これが一番大切だったりします。
存在ってなに?どういうこと?
「そこにいてくれるということを褒める」ということなのです。※厳密に言うと「認める」に近いかもしれません。
「なんにもしていないのに褒める」もっと言うと「生まれてきてくれてありがとう!」ということです。
そんなの必要あるの?と思いますか?それがメチャクチャ大事なんです。
無条件の愛情。とも言えますね。人を愛するのに理由はいりません。
自分という存在を認めてくれる。褒めてくれる。これ以上に子どもにとっては嬉しいことはありません。
「結果が出たから褒める。」ではなく「頑張っているから褒める。」でもないのです。
「自分を愛してくれている人がいてくれる。だから頑張ろう!」と思えるのです。
それがその子の心の支え、心の土台になっていくのです。
そこに根拠なんて必要ないのです。
逆に根拠があると、崩されたときに立ち直れない場合があります。
※学生の頃からエリートで通ってきた人が、社会に出てたった一度の挫折で引きこもりになる…そんな話も珍しくありませんよね?
根拠のない自信。自分が自分であることに理由なんていらないのです。
まずは子どものうち、特に幼少期には、その自信、心の土台を築いていってあげたいですね。
そして「存在を褒める」というのは上記の2つよりも多用に渡って使用することできます。また、実際に言葉にしなくても…
・目を見る
・笑いかける
・挨拶する
そういった事でもこちらの気持ちを伝える事が出来ます。
職場で例えると「今日、出勤してくれただけでありがとう!」恋人で例えると「一緒にいるだけで幸せ!」というような事がそれに当てはまります。
オマケ:よくない褒め方
褒め方にも良くない褒め方が存在します。
それは「結果が伴わなかった際に、その子自身の能力や才能を褒める。」ということです。
テストで0点だった場合に、「あなたは頭が良いんだから、本当はやればできる子なのよ!」と言った場合…
「オレはまだ本気を出していないだけだ!本当はやればできるんだ!」という風に、勘違いをさせることになります。
つまり、子どもが努力をしなくなる危険性があるのです。
成功は努力の上に成り立つので、努力が大切!ということを教えていきたいところです。
まとめ
よく「承認欲求」とか言いますよね。
人は誰しも「他者から認められたい!」という欲があります。
それを「褒める」で満たしてみてはどうでしょうか?
特に子どもは褒められることが大好きです!
※子どもに向けて書きましたが、別に大人同士でしたって全然いいんです!
記事を読んで頂けた皆様のなにかしらのヒント、気付きになれたのであれば、それほど嬉しいことはありません。
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今日も読んでくれてありがとうございました。
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以上!ともや先生でした!
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