【子どもの問題行動】原因と対応方!愛情の土台を築こう!
こんにちは!ともや先生です!
今回は「問題行動」を起こしてしまう子どもの心理についてお話させていただこうと思います。
自分を「「見て欲しい!」という思い
全ての子どもは、周りにいる大人に「自分の事を見てほしい!」と思っているのです。
なので小さいウチは親や先生に「見て見て!ねぇ見てよ!」と、たくさんアピールしてきます。
そこで、誰からも見て貰えないと、どんな行動に出るでしょうか?
「忙しいから、あとにして!向こうでテレビでも見てなさい!」
こういった行動を積み上げていった場合、子どもは次第に「見て見て!」と言わなくなります。
そして、「見てくれないなら、いけないことをしてやれ!」と思うのです。
褒められるようなことをするより、怒られるような事をした方が注目を集めやすいことを、子どもは知っているのです。
それは年齢が上がれば上がるほど行為はエスカレートしていきます。
「食欲」に例えてみるとわかりやすいと思います。
本当は美味しい食事が欲しくても、お腹が空いて我慢できなかったらどうするでしょうか?
そこらへんに生えている雑草を口に入れるかもしれません。だって食べなくては生きていけませんから。
本当はプラスの働きかけが欲しくても、マイナスでもいいから欲しくなってしまうのです。
「暴走族」なんてすごいわかりやすいです。
親も教師も、誰も見てくれません。でも大きな音を出してたくさんの人に迷惑をかければ「警察」は自分のこと見てくれます。
自分が警察に捕まれば、親が呼び出されます。そして警察と親は「自分について」の話をしてくれるのです。
つまり「迷惑をかける。」という行動の裏には…
「僕のこと見てよ!僕はここにいるよ!お願いだから僕のこと見てよ!!」
そういった悲痛な心の叫びが隠されている場合が多いのです。
その子なりのSOS信号なのかもしれませんね。
それが問題行動を起こす子の真実です。
愛情をたくさん与える
解決する為には、愛情をたくさん与えて下さい。
「そんなことしなくても、あなたの事を見ていますよ!」というメッセージを届けてあげて下さい。
自分は愛されているかどうか不安なんです。どうかその子の不安を取り除いてあげて下さい。
「大好きだよ」と言葉にして、抱きしめたりと行動する。
目を見て、名前を呼んで、話を聞いて、微笑みかけて、一緒の時間を過ごす。
「愛情」の土台がきちんと出来ていれば、その子は道を踏み外すことはありません。
自分の事をしっかりと愛してくれている人が悲しむようなことは、できないからです。
まとめ
今回は「子どもの問題行動に対する原因と対応策」でした。
やはり、人間は子どもに関わらず誰かしらに「見てほしい!」という気持ちがどこあかにあるものなんですね。
誰も自分を見てくれない…気にかけてくれない…とかだと寂しいですよね?
是非「ちゃんと見てるよ!」というメッセージを届けてあげてください!
今日も読んでくれてありがとうございました。
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以上!ともや先生でした!
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