キャンプの後片付けが15分早くなる!?焚き火やバーベキュー後の炭を鎮火させ再利用できる袋が便利すぎる
火消し壺は主に金属製品が主流なので、重くて嵩張ります。
けれども、軽くて嵩張らない火消し壺があると、持ち運びがより便利になると思いませんか?
焚き火やバーベキューで使った、薪や炭の燃え残りは、燃やし尽くすか火消し壺に入れて持ち帰るのが一般的です。しかし、まだ残っている薪や炭を燃やし尽くすのは勿体ないですし時間もかかってしまいます。
特にキャンプツーリングなど、なるべく荷物を少なくしたいキャンプスタイルのキャンパーからすると、火消し壺の大きさや重さは気になってしまうと思います。
そんな時にピッタリな、軽くて嵩張らない携帯火消し袋 ZEN Camps アッシュキャリー Ash Carry を紹介します!
アッシュキャリーは、おおよそ鎮火した炭や灰を袋の中に入れ、投入口を紐でしばり空気を遮断させ、完全に鎮火させる仕組みの携帯火消し袋です。水をかけて鎮火するのではなく、空気を遮断して鎮火するので再利用することもできます。
軽くて持ち運びやすいだけじゃない!アッシュキャリーの特徴
1人でも作業が簡単
炭や灰を入れる時に、火ばさみで少しずつ移すと時間がかかってしまいます。
アッシュキャリーの底部にはマチがあり、生地が硬いのでしっかりと自立します。また、投入口が広く、炭や灰を入れやすいのもポイントです。
火消し袋自体が自立すると、焚き火台を傾けて、袋の中に一気に移し入れることができます!1人でも簡単に作業ができるのでソロキャンプにもオススメです。
耐熱性の素材
黒い火消し袋の本体だけではなく、糸や紐も耐熱性の素材で出来ています。
炭や灰が本体部分以外と接触しても安心ですね。
常に綺麗に使える
火消し壺はどうしても、灰などがついて汚くなってしまいます。しかし、アッシュキャリーは水洗い可能なので、灰などで汚れた場合も洗い流せます。
鎮火させた炭を再利用するために持ち運ぶときも、袋の周りが汚れていれば、サッと拭き取れるので他の道具が汚れることもありません。
断熱性はないのでグローブは必須
投入口をくるくる巻きにして紐で縛り、空気を遮断します。
しかし、生地には熱を遮断する機能はないので熱さがダイレクトに伝わります。とても熱いので、軍手ではなく生地の分厚い革グローブが必須となります。
環境にもよりますが、高温の炭や灰を入れてから、15分から20分ほどで素手で触れる程度になります。しかし、薪や炭を投入してから、すぐに持ち帰るのは難しいです。
大方鎮火した炭や薪をアッシュキャリーに入れて、どのくらいで素手で触れる温度になるのか検証してみたところ
炭が15〜25分、薪が10〜15分程度でした。
※薪や炭の量などあらゆる条件下で結果は変わります。
この状態の薪や炭に、火吹き棒で空気を送り込んでも火は立たず、完全鎮火しています。
アッシュキャリーは、バックパックキャンプやキャンプツーツーリングなど、荷物をコンパクトにまとめたいキャンパーにはとてもオススメの携帯火消し袋です。
キャンプ撤収時に残った薪や炭に水をかけて強制的に鎮火させる、もしくは薪や炭を燃やし尽くしてゴミとして持ち帰る必要がありましたが、アッシュキャリーを使えば燃えるまで待つ必要がないので撤収時間を大幅に短縮させることができます。
また、薪や炭を再利用できるのも、魅力的ですね。
コンパクトな火消し袋で、バックパックキャンプやキャンプツーリングでも気軽に焚き火を楽しんでみてはいかがでしょうか?
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