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【河内長野市】電車よりも楽しい!泉北からバスで河内長野駅まで乗って何が見えるか確認してみました。

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

金剛バスの廃止に伴って富田林をはじめ、河南町や太子町、千早赤阪村でのバスの代替え問題などが起こって非常に不安な状況になっています。河内長野も無縁ではなく、南海バスのダイヤ改正で一部の便が減便になるという情報を得ました。

さて南海バスには河内長野駅と泉北の泉ヶ丘駅を結ぶバスがありますが、先日泉北エリアに立ち寄る予定があったので、帰りはバスにのって河内長野まで帰ることにしました。

ここは茶山台南口バス停です。このバス停は泉ヶ丘駅から最初に止まるバス停で、河内長野駅行きのほか、富田林の西の玄関にあたる金剛駅までを結ぶバスに乗れます。

先に来たのは金剛駅前行きでした。今回これには乗りませんでした。それにしてもバスの車体がカラフルですね。

すぐ後に泉ヶ丘駅から河内長野駅行きのバスが来ました。今回はこれに乗ります。

バスの中です。いつも利用している南海バスと変わりはありません。ちなみにバスを使う場合と電車で使う場合の料金を見ると次のようになっています。

  • 泉ヶ丘駅からバス利用 河内長野駅まで470円、千代田駅まで410円(乗り換えなし)
  • 泉ヶ丘駅から電車利用 河内長野駅まで510円、千代田駅まで510円(中百舌鳥駅乗り換え)

このようにバスのほうが乗り換えなしでかつ低料金です。ただ電車のほうが早くて便が多いのでそちらを使う場合が多いとは思いますが、バスの旅は電車にはない旅気分が味わえるので個人的には好きです。

バスは陶器山通りを狭山ニュータウンを目指して走っています。車窓を眺めていると緑が見えてきました。泉北地区は20世紀の時代に考えられた近未来都市ですが、ところどころにもともとの泉北丘陵だった名残と思われる緑が見えますね。

陶器山トンネルです。トンネルの上には西高野街道から分岐し、天野山金剛寺にむかう天野街道があります。そしてトンネルを抜けると泉北から大阪狭山市の狭山ニュータウンに入ります。

バスの表記を見ると狭山ニュータウンセンターと書いてあります。

大阪狭山市に入りました。ニュータウンの中にもいろいろお店があるようです。

近畿大学病院前のバス停です。河内長野側から病院前までバスを利用する人が多いのです。ところが2025年末には病院が泉ヶ丘駅近くに引っ越しをすることになっており、そうなるとこのバス路線がどうなるのかとても気になりますね。

近大病院のオレンジの建物が遠くからでも見えて印象的でしたが、こればかりは仕方がありません。

近大病院を抜けてバスが南下すると開けてきて、遠くに金剛山が見えてきました。

河内長野市と大阪狭山市との市境を通る道です。バスの車窓から河内長野側を撮影しました。遠くの山はもちろん、手前の建物や車が駐車しているところも河内長野市です。

さあ、いよいよ河内長野市に入ります。市境を表す赤い看板はわかりやすいですね。

ここからはなじみのスポットを通過します。まずは神殿のような壁の横を通ります。

次に現れたのは炭小屋さんです。

そして、近未来的な雰囲気がする防音壁のある小山田北大橋をバスは通過していきます。

貴望ヶ丘バス停に到着しました。ここでは人が結構乗ってきました。

これは次の南貴望ヶ丘バス停にあったふれ愛ベンチです。

バスは南海千代田駅方面に向かいます。

遠くに西友の千代田ショッピングセンターが見えてきました。

バスは貴望ヶ丘交差点から千代田あいあい通りに入りました。

さらに千代田駅前にあるモリ工業さんの前をバスは通過します。モリ工業さんといえば駅フェス千代田を思い出しますね。

南海千代田駅に到着しました。ここで降りる人が多かったです。

バスは南海千代田駅から国道310号線沿いを河内長野駅に向かって走ります。画像はちょうど千代田駅の南側にある千代田あいあい通りです。踏切を越えた先には南大阪医療センターがある方向ですね。

バスは速度を上げて河内長野駅に向かいます。車窓はちょうど途中の石坂バス停付近です。

バスは南海電鉄千代田工場の前を通過していきます。

さらにこちらはてんとう虫パークの前です。

大阪外環状線の高架が見えてきました。バスは高架の下を通過していきます。

バスはいよいよ七つ辻に差し掛かります。

長野商店街のアーケードが見えてきました。河内長野駅まであとわずかです。

こうして河内長野駅に到着しました。光明池行きのバス同様にターミナル同士を結ぶバスなので、通しで乗ってみるとなかなか楽しいです。泉北に行く場合は中百舌鳥駅で乗り換えることが多いかもしれませんが、たまにはバスで向かってみてはいかがでしょう。

南海バス河内長野駅前バス停

住所:大阪府河内長野市本町29

アクセス:南海・近鉄河内長野駅西口から徒歩すぐ

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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