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【河内長野市】大阪狭山市の市境に近くに古代神殿のような謎のコンクリート壁!市境には映える絶景も

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

他の自治体と境は、国境ほどでなくても、管理する自治体が違うためかがらりと雰囲気が変わることがあります。特に河内長野のように、町よりも自然の多い地域の場合はそれが顕著に感じることがあります。

今回は大阪狭山市との市境に入る手前に突如現れる、ダムの壁のような謎のコンクリート壁を見つけました。

大阪狭山市との市境と言えば、以前ご紹介した炭小屋さんを思い出します。その時は炭小屋さんのことしか考えていなかったのですが、画像を改めてみると左手に非常に背の高いコンクリートの壁がそびえているのが見えます。

遠くからもはっきりと見えるコンクリート壁はまるでそこにダムがあるようですね。もちろんここには、ダムも川も貯水するような水源もありません。

改めてこのコンクリート壁をみましょう。ダムの壁と言うよりも古代神殿のようにも見えます。

ではこのコンクリート壁の正体を見てみましょう。地図で見ましたが、建物らしきものがふたつ見えるくらいで何もありません。いったいどういう事でしょうか?

では、航空写真ではどうでしょうか?壁のあたりを見ると建物に加えて別の建造物が見えますね。拡大すればその正体がわかりましたが、これは農作物を栽培しているビニールハウスのようです。

おそらくは、この目の前の道路をつくった時に山の一部を切り開いたものと考えられます。その時崖になったので、コンクリートで固めたのでしょう。それにしても壁だけでなく、定期的に半円方のものがついているので、余計に不思議な存在に見えたのですね。

せっかくなので坂を上りきると、河内長野市の標識がありました。まさに大阪狭山市との境界線です。

地図上では河内長野市ですが、この道は境界線にあるからでしょうか、何故かさやりんのごみ箱(大阪狭山市)が置いてありました。

さやりんのゴミ箱の近くに開けたところがあったので、河内長野の風景を眺めてみました。

少し拡大しました。正面に金剛山が見え、その手前に見えるのは金胎寺山と思われます。映える絶景が見える素敵な場所ですね。

このすぐ近くにセブンイレブン河内長野小山田町店があるので、そこに行く機会があれば車を止めて風景を眺めてみてはいかがでしょう。

大阪狭山市との市境近くにある謎のコンクリート壁
住所:大阪府河内長野市小山田町
アクセス:南海千代田駅からバス 貴望ヶ丘バス停から徒歩10分

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奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

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