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【京都市】左京区『下鴨神社』の神聖なる御手洗川沿いにある「光琳の梅」が圧巻で満開近し♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

世界遺産『下鴨神社』は鴨川沿いにあり縄文から続くパワースポットと言われる「糺の森」があることでも知られます。

『高津商会』の小道具達も映画やドラマのロケでお世話になっている『下鴨神社』さん。

賀茂御祖神社(下鴨神社)』では、夏になると毎年、私も家族でお世話になる『みたらし祭』が行われます。

その「みたらし祭」でくぐらせてもらう赤い橋。

「みたらし祭」の時以外は、御手洗川の水に入ることはありませんが、今の時期は、圧巻の「素晴らしい梅」と「水みくじ」を見に来る人たちが沢山います。

「水みくじ」では、聖なる水に選んだ一枚の紙を浮かべると運勢が浮き出てきます。

聖なる水は、「井上社(御手洗社)」からのありがたいお水です。

瀬織津姫様がいらっしゃると言われる「井上社」には私もよくお参りさせていただいてます。

その「御手洗川」は、「後撰和歌集」にも歌われるほど。

「斎王代の禊の儀」などの祓え神事が行われます。

また「輪橋と光琳の梅」は、春の到来を知らせてくれる梅として地元の人にも大人気。

紅梅である「光琳の梅」が咲き誇る頃には、これに輪橋を絡めた写真を撮ろうと、大勢の人が殺到します。

江戸時代の画家・尾形光琳の代表作「紅白梅図屏風」(国宝)はこの梅をモデルに描いたと言われています。

琳派の代表作にふさわしい「光琳」の華麗なる技が冴える最晩年の傑作だそうです。

一足先に、春を感じる「梅」の花と御手洗川、輪橋。

梅の香りとともに、水みくじや水守で今年の祓えのご加護を受けてみられてはいかがでしょ♪

下鴨神社
住所:京都市左京区下鴨泉川町59

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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