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【京都市】左京区 世界遺産・下鴨神社で夏の『みたらし祭』 足つけ神事で無病息災祈願♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都は年中、行事や神事が多く忙しい毎日。とくに夏は蒸し暑くて有名な京都ですが、夏の風物詩として長年、大切にされている行事があります。「祇園祭」もしかりですが、その中でも、家族で大切にしている行事の一つが世界遺産である『下鴨神社』の『御手洗(みたらし)祭』です。

2022年7月22日(金)~31日(日)土用丑の日の前後の5日間。9:00〜20:00の間、 「御手洗(みたらし)祭」が行われます。

下鴨神社を流れる「みたらし川」は、土用になると池の周辺や川の底から清水が湧きでると言われています。この池の水に足をつけると疫病にかからない、また足の病気にも効くといわれているんです!

土用に御手洗池の中に足をひたせば、罪、けがれを祓い、疫病から守ってもらえるとする神事。

御手洗祭りの流れにそって、進みます。まず、献灯料300円を支払い、靴を入れるナイロン袋をいただきます。

朝一番で行くのがオススメですよ!夏休みに入った子供連れのご家族がゆっくりと神事を楽しまれていました。

木の棒についたロウソクをいただき、早速、みたらし川へと向かいます。一歩水に足を踏み入れるとその冷たさに一瞬「ひや〜」っとします!子供達もキャッキャ言いながら膝までの高さの水に入って行ってました。

火を灯したろうそくを手にして、御手洗池に膝下まで浸かりながらゆっくり進みます。

境内の池に足をつけて無病息災を願いながら、ロウソクに火をいただきます。

平安時代、貴族は季節の変わり目に禊祓いをして罪、けがれを祓っていました。

みたらし川の先には「井上社・御手洗社」があり、祭神は『瀬織津姫命』です。

御手洗川を上がると、足を拭き、ご神水をいただきます。

コップいっぱいもらって体の中から清めていただきます。

持ち帰り用のご神水もありました!一緒に来れなかった人のために、数本購入!

また、足腰の健康を祈願する「足形祈祷木」をいただき、名前を記入します。

「井上社・御手洗社」の前に水がためられてます。そこに足形祈祷木を浮かべます。

「子供のかんむしふうじ」に効力があると言われる「鴨の神石」というのもいただきます。子供たちに実際に自分が「これ!」というのを選んでもらいました。

「みたらしお祓い守り」としてこの期間に限り授与されます!

御手洗川の水で浸すと吉兆がわかる「水みくじ」も人気!

土用になれば、御手洗池から清水が沸き出ることで七不思議と挙げられています。またこの地底から自然に吹き上がる水泡をかたどったのが、みたらし団子の発祥と伝えられています。

そこから、みたらし団子を「御手洗祭」の際に頂くのが風習となります。

夜は提灯に明かりが灯され、雰囲気が変わります。屋台なども今年は出ているそうですので、新型コロナの状況を鑑みながら、無病息災を祈願されてください〜♪

下鴨神社
2022年7月22日(金)~7月31日(日) 9:00〜20:00
住所:京都市左京区下鴨泉川町59

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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