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背中スイッチ攻略法!~意外な背中スイッチが発動する理由と対策~

抱っこでねんねした赤ちゃんを、そ~っと布団やベッドに置いたら、目が覚めた!泣いちゃった!=背中スイッチ発動!と、世間ではよく言われていますね。このような状況になっちゃうママパパも多いのではないでしょうか。

背中スイッチを発動させないように、いかに忍者のように忍び足で布団まで運び、背骨のひとつずつを折り込み、ゆっくりと腕をおろし、赤ちゃんが泣かずにそのまま寝ていけば、感動のゴール!と寝かしつけは毎回ハラハラ・・・していませんか?

実は、そんなハラハラの寝かしつけを脱却できる「背中スイッチ」オフ対策が…

なぜ、毎回背中スイッチが発動してしまうのか?この原因はいたってシンプル。

寝ついた状態(抱っこ)から、置かれた状態(布団やベッド)へと、状態が変化しているからなんです。

変化は誰でも不安です。赤ちゃんは、ゆらゆらいい気持ちで眠ったはずなのに、いきなり布団におろされて不安になっています。

さらに眠りの浅いサイクルに目を開けて、赤ちゃん自身が「眠る力」を持っていないと、どうやってもう一度寝たらいいかがわからず泣いたり、ぐずぐずしたり…という状況になっているんです。この状態は、ねんねの力が未熟ともいえます。

「背中スイッチを発動させない!」ための3対策

①疲れすぎる前に寝かしつけを開始
詳しくはこちらで、お子様の活動時間をチェックしてみましょう
②ねんねルーティーンを行う
詳しくはこちらの寝ぐずり対策③をご覧ください
③抱っこで完全に寝落ちさせる前に
④安全で快適なベッドや布団に置く

ということが大事になってきます。

いずれは降ろして寝かせないといけない時がやってきます。なのであれば、小さな頃からベッドや布団で寝る練習をしてみるのもひとつの手。

背中スイッチを発動させないために、「その時にいかに何をするか」の、その手前でできることがたくさんあります。

ぜひ参考に試してみてくださいね。1回1回の寝かしつけが楽になるよう、応援しております。

IPHI乳幼児睡眠コンサルタント。ねんねブーケ代表。自身が夜泣きに悩んだ経験から乳幼児睡眠の国際資格を取得。小・中・高校教員免許保持。保育士養成系大学での講師活動や、企業と連携し睡眠講座も開講。instagramを中心に発信を続け、総フォロワー1・6万人。月150組相談、のべ2500人以上の睡眠相談実績を持つ。自身が運営する「るるるん。ねんねサロン」では、毎日夜泣きや離乳食、子育て相談ができる。元アナウンサー。

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