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夜泣きの専門家が解説!授乳以外で寝かせる方法

添い乳での寝かしつけが習慣になっていませんか?

「そろそろやめたいけど、どうすればいいの?」という悩みをよく耳にします。まず、安全に配慮した上でならば、添い乳自体は悪いことではありません。しかし、頻回になったりそろそろ卒業したいと感じたら、以下の方法を試してみましょう。


まずは、大前提として睡眠環境を安全で快適に、そして赤ちゃんの日中の睡眠時間は足りているかを把握しているか?をチェックしましょう。

1. 事前準備が大切

毎日「おっぱいはバイバイだよ」と声をかける

・ジェスチャーを交えて伝える

・カレンダーを見ながらカウントダウンする

言葉の理解ができなくても、ママが同じことを毎日言っていることを赤ちゃんは観察しています。

2. 寝る前までに十分なスキンシップを

・日中、目を見てしっかり遊ぶ

・「大好きだよ」とハグする

・抱っこを求められる前に積極的に抱っこする

スキンシップは体に触れることだけでなく、アイコンタクトや声かけも大切です。

3. 授乳は寝る前にたっぷりと

授乳をやめるのではなく、寝る直前に授乳するのをやめましょう。授乳と就寝の間に、絵本を読んだり歯磨きをするなどの活動を入れてみましょう。

活動を入れるタイミングの例

おやすみツアー:寝室に入るまでに目にする、テレビ・冷蔵庫・ぬいぐるみなど、なんでもよいので「おやすみなさい」と挨拶をして寝床に入るまでを「おやすみツアー」と呼んでいます。
おやすみツアー:寝室に入るまでに目にする、テレビ・冷蔵庫・ぬいぐるみなど、なんでもよいので「おやすみなさい」と挨拶をして寝床に入るまでを「おやすみツアー」と呼んでいます。

毎日続けられる負担のないものをとりいれてみましょう。
毎日続けられる負担のないものをとりいれてみましょう。

おっぱい寝落ちしやすい場合の対策:

・授乳時間を少し早める

・夕寝を少し遅くする

・明るい部屋で授乳する

・日中のお昼寝をしっかりとる

(寝落ちするほど疲れてると考えられます)

寝かしつけの注意点

最初は泣くかもしれませんが、授乳で寝かしつけないと決めたら守りましょう。長時間泣いて、かわいそうだと結局授乳すると、「明日も長い時間泣けばおっぱいがもらえる」と赤ちゃんが誤学習してまた泣き続けてしまいます…!

それは親子ともに疲れてしまいますよね。

泣いている姿を見ているのは辛いですが、ぜひ自力で寝かせてあげてみてください。泣いている最中に抱っこをしても大丈夫ですが、抱っこ寝落ちは避けましょう。

添い乳・授乳寝落ちでママも赤ちゃんもお互いに辛くなっているなら、少しずつ癖を直していきましょう。ただし、おっぱいで寝かせることがママの幸せならそれでもOKです。大切なのは、ママパパとお子さんがぐっすり眠れることです。親子で快適な睡眠習慣を見つけていきましょう。



IPHI乳幼児睡眠コンサルタント。ねんねブーケ代表。自身が夜泣きに悩んだ経験から乳幼児睡眠の国際資格を取得。小・中・高校教員免許保持。保育士養成系大学での講師活動や、企業と連携し睡眠講座も開講。instagramを中心に発信を続け、総フォロワー1・6万人。月150組相談、のべ2500人以上の睡眠相談実績を持つ。自身が運営する「るるるん。ねんねサロン」では、毎日夜泣きや離乳食、子育て相談ができる。元アナウンサー。

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