アド街沼津も未紹介 100年続くレンガ窯のパン屋さんは「コッペパン」が大人気
宿泊経験500泊。関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。
テレビ東京系「出没!アド街ック天国」で、沼津編が放映されました(11月2日)。
今回は、長いと1か月現地に張り付くというアド街取材班も取り上げなかった、地元で人気のパン屋さんを紹介します。
地元で愛されるパン屋さん
沼津駅から約7分の、黒瀬バス停へ(Yahoo!地図)。
狩野川(かのがわ)の流れに近く、澄んだ水が流れる用水が印象的な住宅地を数分歩きます。
以前に地元の高校生の紹介で、冨士家製パンを訪ねました。レンガのような屋根瓦が印象的です(Yahoo!地図)。
私の地元である沼津のおすすめの店は冨士家製パン所です。昔ながらのレンガの窯でパンを焼いていることがお店の特徴です。(地元の高校生)
店内は、清潔で懐かしい雰囲気。
このお店の特徴は、約100年前から使っているレンガの窯。
レンガの内側は、江戸城の建設にも使われた伊豆石で、現在では貴重な石材です。
もとの設計は、薪を燃やす仕組みですが、現在は重油を利用しより高火力で焼き上げます。
食パンの一部はいまでもレンガの窯で焼いているとのこと。
ピーナッツクリームのコッペパンが人気商品です。
お店は改装されましたが、冨士家製パンの「袋」のデザインは昔のままで、これも人気の秘密です。
ピーナッツクリームのコッペパンは、皮がパリッと固く評判通りの味。
ピーナッツクリームは昔ながらの味ですが、ピーナッツの粒がアクセントになっています。
学校の給食にこのお店のパンが出てきます。特におすすめのパンはコッペパンで、大きさも申し分なく、なかの食感もふわふわしていてとても美味しいです。(地元の高校生)
筆者のおすすめは、ハムマヨネーズのパン。家庭的な昔の味で、マヨネーズの量がぜいたく。
以上、アド街では未紹介でしたが、沼津で100年近く続くレトロなパン屋さんです。正確な創業年はお店の方も分からないそうですが、昭和初期という記録が残っているそうです。
漁港が控えるだけでなく東西の食文化が交差し、実は隠れグルメタウンの沼津。東京からなら日帰りでもOKです。次の記事でも紹介しています。