アド街で話題・沼津餃子 数年先まで予約で埋まる中央亭には 「ライバル店」もあった
宿泊経験500泊。関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。
テレビ東京系「出没!アド街ック天国」で、沼津編が放映されました(11月2日)。中でも注目を集めたのが、焼いてから茹でる独自の「沼津餃子」でした。
沼津餃子の元祖が、南口の中央亭
焼いて茹でる独自の「沼津餃子」の元祖が中央亭。
アド街ではフライパンで餃子を焼き、そのまま蛇口からなみなみとお湯を注ぐ製法が放映されていました。
沼津駅「南口」からも徒歩5分強で、ランチ前には行列ができる、地元では知らない人がいない店です。
テイクアウトの人気も高く(むしろそちらが主体)、沼津っ子が家族や親戚一同で餃子を囲む年末の予約は、数年先まで埋まっているほどです。
こちらが中央亭の餃子。
「焼き茹で餃子」特有のみずみずしさに加え、肉は質量とも抜群で、刻みキャベツはまるで茹でたてのように、シャキシャキと音がします。この調理法は創業者の代から伝わっているものの、なぜこうなっているのかは分からないとのことです。
餃子王国、浜松や宇都宮の人気店同様、毎日でも食べられる日常食タイプです。
※なお沼津餃子の呼称は俗称です。中央亭では一切使用していませんのでご留意ください。
筆者は北口亭派
実は、沼津餃子にはもう1店お店があり、こちらは沼津駅「北口」から徒歩10分の場所にあり、その名も北口亭です。
焼いて茹でる点は同じですが、北口亭は、味つけがやや大人しく、モチモチふわふわで、気を付けないと箸ではうまくつかめないほど。
中央亭も北口亭も、数回ずつしか訪問経験がなく、断定は避けたいですが、中央亭(沼津駅南口)は焼き>茹で、北口亭(沼津駅北口)は焼き<茹でといったバランスの調理法なのかも知れません。
沼津っ子は、お盆や大晦日に大量に中央亭の餃子をテイクアウトする習慣があり、恐らく中央亭派のほうが多いとは思いますが、ぜひ両店を食べ歩きしてみてください。なお、住宅街にある北口亭の方がやや混雑度は軽めです。
※伊豆長岡温泉にある、餃子の㐂むら(きむら)も焼き茹での沼津餃子です。中央亭と北口亭は完全な別店舗で、関係がありません。
ダークホースが餃子専門店の高千穂
実は沼津駅北口側には、高千穂という人気餃子店もあります。
こちらは、沼津餃子(焼き茹で餃子)ではなく、浜松系の野菜たっぷりの焼きぎょうざです。
サイズはかなり大きいですが、あっさり、皮モチモチでいくらでも食べられます。ご飯もお酒もなしで主食?として、餃子のみ注文する地元の方もいらっしゃるようです。こちらも、おすすめの餃子店です。
このほか、下の記事では惜しくも「落選」した沼津の逸品を紹介しました。
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