【福井/小浜】なんと豪快な…!丼から”はみ出る”カツ丼を食べに北陸へ
はらぺこライターの旅人間です。今回はインパクト抜群の”カツ丼”を紹介しましょう。カツ丼と言えば、卵とじにしたスタイルが一般的に思えるが、地域によてはソースで味付けした「ソースカツ丼」が主流となっている。
例えば、福井県もその一つ。そんな福井県小浜市には「おいおい」と突っ込みたくなるような大迫力のカツ丼がある。初めての人はビックリするだろう。
こだま食堂の「わらじかつ丼」
福井県小浜市と言えば、アメリカで大統領となったバラク・オバマと市名が同じということで発足した「オバマを勝手に応援する会」で話題になったことがある。2008年のことなので知らない人も多いかもしれないが…
尚、同市には若狭フィッシャーマンズ・ワーフがあり、景勝地である蘇洞門(そとも)への遊覧船の玄関口としても知られている。
そんな小浜市にあるソースカツ丼の名物店が「こだま食堂」だ。
同店のメニューは豊富で色々あるが、初めての場合は名物の「わらじかつ丼」を注文してみて欲しい。とにかくコレが凄いのだ。
ちなみに、ご飯、カレーなどセルフでお代わり自由。お腹いっぱい食べたい人には嬉しい店だろう。
さて、「わらじかつ丼」を注文すると、期待通りの器からはみ出たBigなカツ丼が目の前にやって来る。それにしても…。
これは「はみ出過ぎだろ!」って笑ってしまう。
蓋をとって改めてみると「わらじ」だ。
ところで、「わらじ」って何か知ってますよね?現在の日本では日常生活でほぼ使用されなくなったが、稲や藁(わら)で作られた伝統的な履物のこと。このカツがその「わらじ」の形に似ているから命名されたのだとか。
平ぺったくて横から見たら少し「穴子丼」っぽくも見える。
実は、この”平たく薄い”のが食べやすい。サクッとしてて、肉の旨みとソースの絡みが相性も良く、Bigサイズも意外とペロリと食べられる。
そして、忘れてはいけないのがカレーがセルフで食べ放題。だから途中で味変してカツカレーにも出来る。なんて素晴らしい仕組みなんだろう♪
日本各地には色々な名物があり、個性的な店が多い。特に最近はインスタ映えなどもあって色々なタイプの店で満ち溢れている。
同店の創業は昭和39年で「名物わらじカツ丼」に関して言えば30年以上前からあるそうだ。流行にのってポン!と作られたメニューではない。長い年月、多くの人に愛され続けて人気料理だ。それを知ると深みが増してくる。
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こだま食堂
住所:福井県小浜市川崎1丁目3
電話番号:0770-52-1456
営業時間:11:30~14:30/17:00~20:30
定休日:木曜
地図(外部リンク)