【大阪/島本町】話題の写真映えスポット!土日祝限定で開催「水無瀬神宮」の風鈴祭り
はらぺこライターの旅人間です。
今回は大阪府三島郡島本町にある水無瀬神宮で開催している夜のイベントを紹介しましょう。その風景は、まさに神社の風鈴祭り!SNS映えスポットとしても話題です。
水無瀬神宮文化財特別拝観『風と光と文化財の融合展』
(8月中の土日祝、18:30~21:00、入場500円)
この水無瀬神宮は…
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で登場する後鳥羽上皇と関わりの深い場所。
承久の乱で敗北した後鳥羽上皇は、隠岐に流され同地にて崩御。そんな上皇の死を悼み、水無瀬離宮の跡に御影堂が建てられたのが、この水無瀬神宮のはじまりだとか。
ご祭神は、後鳥羽天皇、土御門天皇、順徳天皇です。
ちなみに、この御祭神が皇室の祖先であったり、天皇をご祭神としてお祀りしている神社を「神宮」と呼びます。
そんな水無瀬神宮の境内には、見事な風鈴が!
こちらは7月1日~9月9日まで開催されている "『招福の風』風鈴と風車の広場”。夜のライトアップは特別拝観となり有料ですが、昼間は入場料などはありません。
もともと風鈴の音はお祓いで使われていたのだとか。そして、その音色は風に乗ってやってくる災いを祓い、健康と幸福を運んでくれるという。
この水無瀬神宮では、風鈴の間を通り抜けた先に本殿があります。
風鈴のトンネルを通り参拝することで、益々ご利益を授かることができそうです。ありがたいですね。
この風鈴は昼間も素敵ですが、特別拝観が始まる18:30頃に入るのが一番おすすめ。
夕暮れ時から夜に変わる変化は独時の美しさがあります。そう、ライトアップの灯りが目立ち始める時間帯が幻想的。
そして、周囲がどっぷり暗くなってからの雅な景観も魅力的です。
また、境内では見事な「竹あかり」が展示されています。
これは伏見・深草の竹林から切り出した竹を使った透かし彫り。竹の間からもれる幽かな灯りがとっても美しい。
また、重要文化財である「燈心席」(後水尾上皇御遣愛の茶室茅葺寄棟造)
「客殿」も。こちらも重要文化財です。
豊臣秀吉からの寄進で、造営奉行は福島正則と伝えられているのだとか。
境内のライトアップは風鈴だけではなく、風車も所々にあって風が吹くと楽しい気分に。まさしく「風と光と文化財」の融合展です。
そして、ベンチの上は癒しの光に包まれた空間に。
実はこのベンチが意外と穴場。
歩き疲れると、ここに座ってボーっと上を見上げているのもおすすめです。
また、この水無瀬神宮では、御神水である ”離宮の水” に「祈願玉」を浮かべる祈願成就、御神水に浮かべると文字が浮き出る水占い「水みくじ」もあります。
風流で雅で、ご利益あって、運気もバッチリ上がりそう!さらに写真映えスポットも沢山あります。間違いなく、この夏のおすすめスポットと言えるでしょう。
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水無瀬神宮(みなせじんぐう)
住所:大阪府三島郡島本町広瀬3-10-24
電話番号:075-961-0078
受付:9:00~16:00
※水無瀬神宮文化財特別拝観『風と光と文化財の融合展』
(8月中の土日祝、18:30~21:00、入場500円)
駐車場:あり
阪急京都本線 「水無瀬駅 」徒歩10分
公式ホームページ(外部リンク)
地図(外部リンク)