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すぐ眠れるは寝不足の証!?理想的な寝つきの見分けポイント3つ

rina 睡眠インテリア睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

「すぐに眠れる」ことが寝つき良いと思い込んでいる方が多いかもしれませんが、実はただの寝不足状態である可能性が高いです。
今回は寝つきの重要性と、良い寝つきかどうかの見分け方の目安をご紹介します。

この記事で紹介すること
・寝つきが重要なわけ
・良い寝つきの見分けポイント3つ

・寝つきが重要なわけ

良い眠りとは、睡眠時間に加え「睡眠の質」も同じく大切です。
睡眠の質を判断する目安の1つが、入眠直後に深い睡眠状態に入っているかです。
睡眠は一晩のうちに深い睡眠、浅い睡眠を数回繰り返していますが、入眠直後に一番深い睡眠状態となることが理想的な睡眠です。
この深い睡眠状態を得ることで、疲労回復に必要なホルモンが体内でしっかり分泌され、翌朝疲労感なく目覚めることができます。

・良い寝つきの見分けポイント3つ

❶布団に入って寝付くまでの時間

布団に入ってから寝付くまでの理想的な時間は10~20分程度です。
布団に入ってすぐに眠れてしまう方は、寝不足で気絶してしまっている状態に近いかもしれません。慢性的な睡眠不足状態の可能性が高いです。睡眠時間が足りていないか、睡眠の質が悪い可能性が考えられます。生活スタイルを見直してみましょう。

❷翌朝の疲労感

睡眠時間は十分でも翌朝起きた時に疲労感やダルさが残っているなら、眠りに問題がある可能性が高いです。深く眠れずに浅い睡眠状態が続いてしまっているかもしれません。
入眠直後に深い睡眠状態になっていれば、通常疲れは解消されているはずです。

❸日中の眠気

睡眠時間は確保していても、いつも日中に眠気が出てきてしまうようなら、睡眠に問題がある可能性があります。入眠直後の睡眠の質を改善することで、日中の眠気やダルさは解消されるかもしれません。

さいごに

いかがでしたでしょうか。睡眠時間をしっかり確保していても、寝つき状態が悪くて質の良い睡眠がとれていないと睡眠は不十分です。
質の良い睡眠を得るには、良い寝つきが大切です。睡眠環境や栄養面など日常生活で簡単にできる快眠ポイントはたくさんあるので、新年度のスタート前に睡眠を調えておきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

睡眠健康指導士/インテリアコーディネーター/薬剤師

上級睡眠健康指導士、インテリアコーディネーター、薬剤師。 健康系やインテリア系記事のライターをしたり、睡眠の質を上げる!?インテリアコーディネートのコツを発信したり、薬局で勤務したりしています。

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