夕食が睡眠に悪影響も?!快眠に導く夕食3つのポイント
寝つきが悪く浅い睡眠状態で悩まれている方、もしかしたら夕食が睡眠に悪影響をもたらしているかもしれません。
正しく夕食を摂ることで、食事を楽しみつつ、睡眠の質が今より上がる可能性があります。
この記事で紹介すること
・なんで食事が睡眠に影響するの?
・快眠のための夕食ポイント3つ
・なんで食事が睡眠に影響するの?
食事を摂ると食べ物を消化するために、体内の消化管が働きます。消化管が働き続けている状態だと、質の良い睡眠が得られにくくなります。
翌朝の胃もたれや、胃酸の逆流による食道炎や食道がんにもつながる可能性があります。
また、睡眠の質には血糖値が大きく影響します。血糖値が高すぎる状態でも、低すぎる状態でも睡眠に悪影響です。
過度な空腹状態で就寝しようとしても睡眠の質が低下しやすいです。
血糖値が低下しすぎてしまっていると、体内では血糖値を上げようとするホルモンが働き、体が覚醒してしまいます。
血糖値が高くなっている状態も避けたいですが、過度な空腹での就寝は控えましょう。
・快眠のための夕食ポイント3つ
1.夕食の時間
一般的な理想の夕食タイミングは、就寝3時間前までです。
夕食と就寝までの時間が短すぎると、食べ物が消化しきれないままの状態です。寝付きや睡眠の質も悪化しますし、翌朝の胃もたれや逆流性食道炎のリスクが上昇してしまいます。
2.消化の悪い食材を控える
消化までに時間のかかる食材を食べてしまうと、消化しきれずに就寝時刻になり寝つきの悪化や質の良い睡眠が得られなくなります。
[避けたい食品例3]
1.食物繊維が豊富なもの、硬いもの
きのこ、ゴボウ、レンコン、こんにゃく、海藻 など
2.脂肪(油)が多いもの
天ぷら、油揚げ、ハム、ベーコン、ナッツ など
3.体を冷やすもの
トマト、キュウリ、スイカ、パイナップル、バナナ、コーヒー など
3.食べすぎない
食事のタイミングを守り、消化の良い食材を選んだ夕食だとしても、たくさんの量を食べてしまうと体に負担がかかり、良い睡眠は得られません。
夕食以降は必要な活動エネルギーが少ないため、過度な食事は肥満にもつながります。必要量以上の食事は控えましょう。
さいごに
夕食の内容や量、夕食タイミングは睡眠に大きく影響しています。寝付きが悪かったり、浅い睡眠状態が続いてしまったりしている場合は、もしかしたら夕食の影響かもしれません。
夕食のちょっとした工夫で睡眠の質が上がる可能性があります。
夕食を楽しみながら、より良い睡眠でココロもカラダの健康度をアップさせてください。