根室線・富良野ー新得廃止で登場！北海道・南富良野町営バスに乗車してみた
JR根室本線・富良野ー新得(上落合信号場)間は2024年3月31日で鉄道営業を終了。翌日の4月1日からバス転換されました。北海道のマスコミ報道で根室本線廃線後のバスを取り上げた所はあるものの、JR廃線より目立ちませんでした。
4月1日からの新しいバス運行体制で登場したのが、根室本線一部廃線で最も影響を受ける南富良野町の町営バス(外部リンク)。隣の占冠村営バス(外部リンク)に増便された形になりました。
筆者はさっそく南富良野町営バスに乗るため南富良野町へ。今回は落合駅跡から道の駅南ふらのに乗車してみました。
元JR落合駅手前バス停から乗車！
今回筆者が南富良野町営バスに乗車した場所は旧根室本線・落合駅前から。
廃線前の落合駅の様子については、
JR北海道根室本線・落合駅はホーム立入不可！バス代行のまま自然回帰
を参照願います。また南富良野町営バス乗車前、廃線後の落合駅跡を訪問した時の様子は近日中に取り上げる予定です。
南富良野町営バスで最も落合駅跡に近いバス停は「落合多目的センター」。
4月1日からの運行開始前に、南富良野町が新しくバス停を設置していました。
落合多目的センターは落合駅跡向かいにある町の公共施設。バス停は国道38号と落合駅跡を結ぶ道路沿いにあります。
バス停と落合駅跡は近く。
南富良野町営バスの到着を待ちました。
落合多目的センター→道の駅南ふらの
落合多目的センターで乗車
バス停にいると、定刻通りにワゴン車タイプの町営バスが到着。JR石勝線・トマム駅(占冠村)始発・森林公園行(外部リンク)です。
さっそく乗り込みました。
ですが乗客は筆者のみ…。
運賃は南富良野町内間は100円！
バス車内に運賃表が貼られています。
南富良野町営バスの特徴として、南富良野町内間移動は1回100円であること。今回筆者は南富良野内の落合多目的センター～道の駅南ふらのへの移動なので100円でした。
なお南富良野町の停留所と富良野市・占冠村内の停留所間の移動は占冠村営バスと同じ。今回乗車したトマム駅ー森林公園線ですと、
トマム駅～道の駅南ふらの：610円
トマム駅～落合多目的センター：350円
となります。南富良野町営バスの運賃表はこちら。
映画「鉄道員」ロケ地前に到着
バスは南富良野町の中心にある幾寅駅、映画「鉄道員(ぽっぽや)」の主要ロケ地に到着。
南富良野町営バス・占冠村営バスのバス停は 幾寅駅跡の隣にある、みなみふらの情報プラザ前になります。
なお幾寅駅前に都市間バス・ノースライナーは停車しませんのでご注意ください。
南富良野町の交通拠点！道の駅で下車
筆者を乗せた南富良野町営バスは、目的地の道の駅南ふらの(外部リンク)前に到着。
到着時、遅れて運行中の都市間バス・ノースライナー(外部リンク)帯広行きがいました。
実は筆者、今回は別のノースライナーで南富良野町へ向かいました。ノースライナーの乗車記はこちら。
デマンドバスは南富良野町民限定！
南富良野町にはJR根室線一部廃線前から予約があった時に運行するデマンドバスがあります。
しかしデマンドバスは南富良野町民限定(外部リンク)。町外からの訪問者は利用出来ません。筆者は落合に到着直後、デマンドバスを整備している所に遭遇しました。運転手と少し会話することが出来、
1.デマンドバスは町民限定
2.町外の方は南富良野町営バスの利用をお待ちしております
というコメントを頂きました。
根室線廃線後の南富良野町旅、廃線跡めぐりに南富良野町営バスを利用してみてはいかがでしょうか。
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