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今日1月13日は「サッカーゴール等固定チェックの日」

山中龍宏小児科医/NPO法人 Safe Kids Japan 理事長
「子どもの傷害予防カレンダー 2020」より。筆者撮影。

 2019年1月13日の記事にも書いたように、Safe Kids Japanでは2018年から1月13日を「サッカーゴール等固定チェックの日」と定めている。これは、2004年と2017年のそれぞれ1月13日に、子どもがサッカーゴールやハンドボールゴールの下敷きになって亡くなったことによる。

 今までに、

・ゴールを倒すとどれくらいの力がかかるのかを測る実験を行う

・シンポジウムを開いて現状と課題を共有する

・全国の小・中学校からゴール固定の様子を撮影した写真を送っていただく

・上記の活動を入れた啓発用のリーフレットを作成して配布する

といった活動を行なってきた。

 今回、ゴール固定の大切さを子ども達にも知ってもらうため、「Safe Kids ニュース」を作成した。ぜひ多くの子ども達に見てもらいたいと考えている。

 余談だが、つい最近、中学校3校の体育館や校庭を見学する機会があった。サッカーゴールの固定状況をチェックしたところ、3校すべてで固定されていた。しかし「おもり」を置く位置が不適切である等の課題も見つかった。

おもりの位置をもう少し後方に設置してほしい。筆者撮影。
おもりの位置をもう少し後方に設置してほしい。筆者撮影。

こちらも、おもりの位置をもう少し後方に設置した方が良い。筆者撮影。
こちらも、おもりの位置をもう少し後方に設置した方が良い。筆者撮影。

15KGのおもりを使用していることは大変良い。筆者撮影。
15KGのおもりを使用していることは大変良い。筆者撮影。

 ゴール転倒による重大な傷害を予防するため、引き続き、

・クロスバーにぶら下がったり懸垂したりしない

・杭やおもりでしっかり固定する

ということを守ってもらいたいと考えている。

小児科医/NPO法人 Safe Kids Japan 理事長

1974年東京大学医学部卒業。1987年同大学医学部小児科講師。1989年焼津市立総合病院小児科科長。1995年こどもの城小児保健部長を経て、1999年緑園こどもクリニック(横浜市泉区)院長。1985年、プールの排水口に吸い込まれた中学2年生女児を看取ったことから事故予防に取り組み始めた。現在、NPO法人Safe Kids Japan理事長、こども家庭庁教育・保育施設等における重大事故防止策を考える有識者会議委員、国民生活センター商品テスト分析・評価委員会委員、日本スポーツ振興センター学校災害防止調査研究委員会委員。

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