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【キャンプをはじめようvol.4】キャンプ飯に憧れても本格的なのはストップ!初心者だからこそ楽をして

いわもととしたつキャンプクリエイター/アウトドアライター

どこにキャンプにいくのか、いつ行くのかが決まり、どんなものを用意するのかを決めていくタイミングで、絶対に押さえておきたいのが「食事をどうするのか」という事。

  • キャンプの準備に手間取って夕飯の準備も遅くなり、全体的にバタバタしてしまった
  • 朝ごはんに時間をかけていたら撤去時間に間に合わなくなった

という事は初心者あるあるだったりします。失敗しないキャンプの為に、キャンプ飯に憧れる気持ちは一旦押さえ、まずは手軽な食事から始めてみるのはいかがでしょうか。

キャンプ飯の落とし穴

アウトドアでキャンプ飯を作ってみんなで食べる。これからキャンプを始めようとしている方は憧れちゃいますよね。もちろんそれは否定しませんが、初めてのキャンプで色々と挑戦してみようと思っている方はちょっと思い直して欲しいのです。

というのも、アウトドアでの調理は思いもよらないトラブルがつきもの。そもそも調理し始める時間が遅かったり、炭に中々火がつかなかったり、中々うまくいかずに不完全燃焼に陥る事も考えられます。

ここで見失わないで欲しいのが、何を達成したいかという優先順位。なによりもキャンプ飯を最優先したいという場合はデイキャンプでもアリです。ただ、キャンプ全体を成功させたいという事であれば、手の込んだキャンプ飯は避けた方が安全なのです。

レトルトやカップラーメンもアリ

「アウトドアならレトルトカレーでもカップラーメンでも美味しく感じる」という話を聞いた事はありますでしょうか。これは本当にその通りで、自宅で同じものを食べるより数倍も美味しく感じる事もあります(筆者経験談)。

となれば、初めてのキャンプはそういった感動を味わう時間にするというのも良きです。手の込んだキャンプ飯はある程度、設営撤去に慣れてから挑戦した方が安心。まずはキャンプが楽しかったという成功体験を積み上げていきましょう!

栄養?1日くらいならいいんです!

外食をするという選択肢もGOOD

レトルトやカップラーメンすらも飛び越えて、外食をするという選択肢も大いにアリです。キャンプなのに外食?と思うかもしれませんが、意外と夕方になると車を走らせて外食に行く方もいるんです。

日帰りでは中々味わえない、地元レストランのディナーメニューや、ご当地の居酒屋など、楽しみ方は無数にあります。外食にしてしまえば食事の準備や後片付けが完全に必要ないので、ゆっくり焚火をしたり、星を眺めたり出来るという訳です。

目的を見失わない様に!

キャンプをやってみたい!と思った時に、SNS映えする美味しそうなキャンプ飯を作りたいと思う方もいらっしゃるかと思います。ただし、そこにたどり着くまでは結構大変で、入念な準備と時間管理が無いと、大失敗をかます恐れも…。

キャンプで何をやってみたいか、どんな体験をしたいかは人それぞれですが、まずは紙に書き出すなどをして優先順位を決めましょう。その目的によっては、食事を簡易的に済ませるというのも、選択肢の一つです。

キャンプクリエイター/アウトドアライター

『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、子どもはもちろん大人の環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。実体験を通したキャンプの知識や雑学、マニアならではの考察についてお届けしていきます。

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