【キャンプをはじめようvol.6】知らないと時間の無駄になる!車への積載とギアをまとめるコツを紹介
ここまで5記事分を使ってキャンプの始め方を進めてきましたが、今回からはいよいよキャンプ当日の準備の仕方について紹介していきます。
個人的に、キャンプに行くにあたって最も楽しくない作業が「パッキング」や「積載」。中には積載に命を懸ける積載キャンパーもいますが、出来れば効率的かつ迅速に準備を済ませて出発したいもの。今回は直前準備となるこの2点に絞って解説していきます。
なお、徒歩や自転車、バイクでのキャンプはそれぞれ独特なノウハウが必要だったりするので、今回は初心者でもやりやすいオートキャンプを前提とした解説になりますのでご了承ください。
使うシーンごとにパッキング
テント内で使う物や、調理系のグッズ、寝る時用のアイテムなど、それぞれのシーンによって使う物はバラバラです。これらを別々のカバンやコンテナに入れておくと大変面倒なので、パッキングの時点で何が仲間か意識をして収納しておきましょう。
中には共通で使用するギアもあるかと思いますが、使用頻度の高いギアは仲間にしておくと楽ですね。
出来るだけ仲間はポーチなどにまとめておく
コンテナやバッグに入れる時にも、仲間になりそうなものはポーチやストレージにまとめておくとスッキリします。キャンプに向かうタイミングではきちんと収納出来ていても、使っている途中でゴチャっとしてしまう為、小分けにしておいた方が良いんです。
例えば大きいコンテナのジャンルは「食」で、その中に「食器」、「カトラリー」、「調理器具」など、分けておきます。これによって探しても見つからないストレスや無駄な時間を短縮できるという訳です。ちなみに、しまう時は小分けにしたポーチにいれてポイっとするだけでOKなのも地味に便利。
「硬い」と「柔らかい」を使い分ける
収納ボックスを選ぶ時のポイントがコレです。結局は好みにはなるんですが、個人的にはこの考え方が本当にオススメ。硬い収納ボックスは持ちやすく、中身が保護される安心感があります。しかし、積載時に融通が利かないので、積載スペースにデッドスペースが生まれてしまう事も。
ここに柔らかい収納ボックスやボストンバッグなどを組み合わせると、空いたスペースなどに入れておけるので非常に便利です。リアハッチを閉める時の緩衝材にもなってくれます。
細々としたものはまとめて運べるように
収納ボックスに入れる程ではないな~というアイテムも結構あったりします。ブランケットや扇風機、蚊取り線香なども微妙なライン。こういったアイテムを自宅の収納スペースから車まで運ぶのって、結構大変なんです。
こういう時の為に、折りたたみ式コンテナなど「運ぶためだけのアイテム」があると便利です。荷物自体は重くなくても、往復に使う労力は発生するので、なるべく省力化したいですね。
ちなみに筆者はキャンプ用品を2階に収納しているので、何が何でも昇り降りの回数は減らしたい。軽量省スペースな折りたたみコンテナは欠かせないアイテムになっています。
アルミコンテナは上級者向けかも
超カッコよくて、ついつい欲しくなってしまうアルミコンテナは、ちょっと初心者には取り扱いが難しいかもしれません。デザイン性も高く、ラギットな感じがいかにもキャンプという雰囲気がして私もいつかは欲しいと思っています。
とはいえ、価格は結構お高め、重量もプラスチックに比べると重たいという事もあり、少しキャンプに慣れてから導入するのが良さそうです。
忘れ物防止にチェックリスト作成を!
パッキングや積載の工夫で労力はグンと下げられますし、時間と元気が余っていればキャンプ場で目いっぱい楽しめます。しかし、それでも避けては通れないのが「忘れ物」。次回はこの忘れ物を防止するためのチェックリストの作り方や管理の仕方について紹介していきたいと思います。
Have a nice camp!