こたつ寝落ちが危険!知るとこたつで眠れなくなる、こたつ睡眠の最悪デメリット3選
寒さが一段と増し、おうち時間の大半をこたつで過ごしている方も多いのではないでしょうか。
日本人にとってなじみの深いこたつですが、『こたつで寝ると風邪をひく』と一度は聞いたことがあるはずです。こたつで寝てしまうと起こるデメリット、実は風邪だけではありません。
こたつで寝落ちしてしまう方、こたつで寝ることが習慣になってしまっている方にはぜひ知っておいてほしい内容です。
この記事で紹介すること
・こたつで寝ている時に体で起こっていること
・知っておきたいこたつで寝る最悪なデメリット3選
・こたつで寝ている時に起こっていること
❶体温コントロールの不調
こたつに入って体が温められていると、本来持っている体温調節機能が狂ってしまいます。
また下半身は暖かく、上半身は冷えているという状況だと、どちらの体温が正しいのか脳が判断できなくなり、さらに体温をうまくコントロールできなくなるともいわれています。
体温調節ができないと体に負担がかかり、自律神経の乱れにもつながってしまいます。
❷脱水症状の進行
こたつで温められていると、思っている以上に汗をかきます。こたつの温度は40度ほどあるので、普段の生活より汗をかきやすい状況です。こたつで数時間過ごすことで水分はいつも以上に奪われてしまい、喉の乾燥をはじめ体全体の脱水症状が引き起こされる危険性があります。冬でも脱水症状は起こりやすいので気を付けましょう。
・知っておきたいこたつで寝る最悪なデメリット3選
❶ウイルス感染症のリスク上昇
こたつで寝ると風邪をひきやすくなります。
理由は、喉や鼻の粘膜の乾燥によりウイルスが体内へ侵入しやすくなるからです。
さらに考えられる理由は、体温調節機能の乱れによる自律神経が乱れから疲労がたまり、免疫力が低下してしまうことが考えられます。こたつで寝ることは「免疫力の低下」かつ「のどや鼻の乾燥」のダブルパンチなので、風邪ウイルスに感染しやすくなってしまう状況がそろっています。もちろんインフルエンザ感染のリスクも上がる可能性があるでしょう。
❷寝るほど疲労蓄積
温かいこたつでしっかり寝ようと思っても、質の良い睡眠は得られません。こたつで寝ていて、夜中に目が覚めた経験はありませんか?ぬくぬく気持ちよく眠っているつもりでも、こたつで深い睡眠は得られにくいです。
こたつでは体温コントロールができず自律神経が乱れやすい状況なので、寝ても疲れは取れにくいでしょう。たとえ長時間の睡眠をとっても、逆に疲労が蓄積し続けてしまっている可能性があります。
❸体内時計の乱れ
夜にこたつで寝てしまう他に、昼間にこたつで数時間お昼寝をしてしまう方はいらっしゃいませんか?30分程度のお昼寝なら影響はありませんが、それ以上の時間お昼寝をしてしまうと体内時計が乱れてしまい、夜に布団で寝ようとしても質の良い睡眠が得られにくくなります。睡眠の質が低下してしまうことで、疲労蓄積のほかにも食欲の増加やうつ病リスクの上昇などさまざまな体の不調が引き起こされやすくなってしまいます。
さいごに
いかがでしたでしょうか。寒い冬の時期はこたつで温まりながらついウトウトしてしまいがちですが、こたつで寝てしまうことはデメリットしかありません。
こたつでの暮らしを楽しみつつも、夜はこたつから離れて質の良い睡眠をとりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。