それ「ビタミン不足」のサインかも!-ビタミン不足になるとどうなる?-分かりやすく解説!
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は、ビタミンが不足すると、
どんな症状が現れるのか?解説していきます。
ビタミンについて
ビタミンは、エネルギー源や、
体の構成成分にはなりませんが、
体内の重要な反応に必要となる物質です。
ビタミンにはたくさんの種類がありますが、
それぞれが必要な量、足りなくなってしまった
ときに起こる症状が「ビタミン欠乏症」です。
ビタミン欠乏症について
ビタミン欠乏症は、
急に発症するわけではなく、
徐々に進行していき、症状が現れます。
そしてビタミンの中でも、どの種類が
欠乏するのかよって、症状が異なります。
①ビタミンA欠乏症では…
夜盲症・眼球や皮膚の乾燥などの
症状が現れることがあります。
ビタミンAは、
ウナギやレバーなどに多く含まれますが、
↓
人参やほうれん草などに多く含まれる
β-カロテンでも補うことができます。
②ビタミンK欠乏症では…
血が止まりにくくなる(出血傾向)
などの症状が現れることがあります。
ビタミンKは、納豆やほうれん草・
ブロッコリーなどに多く含まれます。
③ビタミンC欠乏症では…
極度に不足すると「壊血病」となり、
皮膚の乾燥・全身の倦怠感・歯肉の腫れ・
アザができやすいなどの症状に繋がります。
ビタミンCは、
コラーゲンの生合成などに関わっていて、
イチゴ・赤ピーマンなどに多く含まれます。
④ビタミンD欠乏症では…
くる病(小児)や骨粗鬆症(成人)・
低カルシウム血症などに繋がることがあります。
ビタミンDは、シイタケや鮭などに多く含まれ、
カルシウムの吸収を促進させる役割があります。
また、ビタミンDは
日光を浴びることで体内で合成されます。
⑤ナイアシン欠乏症…
ペラグラ(皮膚炎・下痢など)があります。
ナイアシンは、
カツオなどに多く含まれています。
その他のビタミン欠乏症の例…
- ビタミンB₁の欠乏では脚気など
- ビタミンB₂の欠乏では口内炎など
- ビタミンB₆の欠乏では皮膚炎など
- ビタミンB₁₂の欠乏では悪性貧血など
最後に
ビタミンには「脂溶性」と「水溶性」があり、
「脂溶性ビタミン」は過剰に摂取すると、
体内に蓄積し"過剰症"が出現することがあります
なので、ビタミンの種類によっては
「過剰症」という摂り過ぎにも注意しましょう。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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【おがちゃん先生について】
- ウィルワン整体スクール卒
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- bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
- 解剖生理学オンラインサロン運営
- 東京都麹町半蔵門にて整体活動中