「ここから」切らない方が良い場合があります【切り取り線に従わない方が便利な食材】
「パッケージに切り取り線が書いてあると、ついそれに沿って切ってしまう」
「切り取り線に従うのが、最も便利な開け方だと思う」
そんな方に、ぜひ知っていただきたい「切り取り線に従わない方が意外と便利な場合もある食材」をご紹介します。
切り取り線に従うことの思わぬ弊害
もったいぶらずに結論からお伝えすると、切り取り線に従わない方が便利な場合もある食材というのは…
そう、「ちくわ」です。
ちくわのパッケージには、商品によっては…
「ここからお切りください」というように、袋の上部に横向きの切り取り線が印字されていることがあります。
しかし…
この切り取り線に沿って、袋の上部を横向きに切ってしまうと、ちくわが一度に使いきれずに数本余ってしまった場合、袋の中で保存するのが難しくなります(密閉できず、匂いが漏れたり、食品が乾燥してしまったりします)。
もちろん、一度に使い切れる場合は、切り取り線に沿って切っても何ら差し支えはありませんが…
家族の人数やちくわの本数によっては、一度に使いきれないことも往々にしてあり得るシチュエーションではないでしょうか。その場合には、切り取り線に従うことで思わぬ弊害が生じてしまうかもしれないということです。
では、一度に使いきれない場合、いったいどのように開封するのが望ましいのでしょうか。
切り取り線に従わない開け方の利点
その答えはとてもシンプルで、袋の「上部」を「横向き」に切る(切り取り線に従って切る)のではなく…
袋の「側面」を…
「縦向き」に切る、という方法です。
側面を縦向きに切ることで…
開封口から必要な本数だけを取り出したあと…
開封口からクルクルとパッケージを折りたたんでいき…
輪ゴムで縛ることで、袋の上部を横向きに切った場合と比べて、匂い漏れや食材の乾燥を抑えて保存しておくことができるようになります。
この方法なら、別の容器を用意したり、保存袋に移し替えるなどの手間を削減することにもつながるかもしれません(切り取り線に従わないことで、思わぬメリットを得られると感じる方もいらっしゃるかもしれません)。
今回は「ちくわ」を事例にご紹介しましたが、パスタやそうめん、うどん、蕎麦などの乾麺の袋を開ける際も、同様に袋の「側面」を「縦向き」に切ることで保存しやすくなることが多いです。
なお、今回は、本記事執筆時点において、袋の上部に横向きの切り取り線の印字がある商品を対象として、論を進めました。全てのちくわ商品に同様の印字があるわけではありませんし、今後同商品の印字が変わることもあり得るため、お手元の商品の印字やその商品を利用するシチュエーションに応じて、その都度個別に開け方を選んでいただければと存じます。
その際の判断材料のひとつとして、今回の内容が少しでもお役に立てば幸いです。
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