【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5(短文穴埋め問題)にチャレンジ(12)!
皆さんこんにちは。ForB(フォービー) Englishの番場です。本日はTOEIC Part5対策として、時事ネタを使った短文穴埋め問題にチャレンジしましょう!それでは問題です。
問題
There has been a ------- increase in hate crimes against Asian Americans in the United States.
(A) significance
(B) significant
(C) significantly
(D) signify
|
|
|
|
|
解答
正解は(B)です。
今回は悲しい時事ネタです。早くこの状況が変わることを願います。
それでは、選択肢から見てみましょう。選択肢には「significance(名詞)」、「significant(形容詞)」、「significantly(副詞)」、「signify(動詞)」が並んでいます。選択肢に1つの単語の変化形で、異なる品詞の語が並んでいたら「品詞問題」と判断します。
次に本文を見ていきます。品詞問題の場合、まず空欄の前後を見て、空欄の品詞の判断を試みます。わからなければ、本文の先頭から読んで判断します。
この文では、空欄の前に冠詞の「a」、空欄の後ろに「increase 」があります。「increase 」は動詞または名詞の可能性がありますが、空欄の前に「has been」という動詞があるので、名詞と判断します。つまり、空欄の前に冠詞の「a」、空欄の後ろに名詞の「increase 」があります。この時点で空欄には後ろの名詞を修飾する形容詞が入ると考えることができます。
次に選択肢に戻り、形容詞を探します。選択肢に知らない単語が並んでいて、どれが形容詞からわからない場合、単語の後ろの部分(接尾辞)を見ます。「ant」が付いているものは形容詞の可能性が高いということを知っていると(B)significant が正解だとわかります。また、「ly」を取り除いたものが形容詞の可能性が高いので、(C) の significantly の 「ly」を取り除いた(B)significant が形容詞だと判断することもできます。「a significant increase」で「大幅な増加」という意味になりますね。
参考までに「ance」が付けば名詞、「ly」が付けば副詞、「fy」が付けば動詞の可能性が高いです。
以上のように、品詞問題は本文の意味、選択肢の単語の意味がわからなくても解ける問題が多いので、問題に知らない単語ばかりが含まれていても、あきらめずに解いてみましょう!
英文訳
There has been a significant increase in hate crimes against Asian Americans in the United States.
アメリカでアジア系アメリカ人に対するヘイトクライムが大幅に増加している。
語彙
hate crime: ヘイトクライム、憎悪犯罪
Asian American: アジア系アメリカ人
significant: 大幅な、著しい、かなりの
significance: 重要性、重大さ、深刻さ
significantly: 大幅に、著しく、かなり
signify: 示す、重要である
以上、時事ネタでPart5(短文穴埋め問題)にチャレンジでした!
もっと問題を解きたい方はこちらの全問題リストをご覧ください!
⇒【TOEIC対策】満点講師の時事ネタでパート5全問題リスト(年月別、問題種類別、トピック別)