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【立ちくらみ】その症状は「起立性低血圧」のサインかも!-起立性低血圧が起こるとどうなるの?-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「起立性低血圧」を解説していきます。

起立性低血圧とは?

寝ている状態から、突然立ち上がると、

脳への血流が減少して、立ちくらみなど

の症状が起こることがあります。

立ちくらみの他に、頭痛・動悸・顔色が悪い・

そして酷い場合は、失神が起こることもあり、

これを「起立性低血圧」といいます。

起立性低血圧はなぜ起こる?

通常、寝ている状態から立ち上がるときには、

反射的に血管を収縮(交感神経性)させて、

血液が下半身に貯留することを防いでいます

しかし、何らかの理由により、

このシステムが正常に機能しないと、

起立性低血圧」が起こります。

起立性低血圧の原因は?

起立性低血圧の"原因"は、いくつかありますが

具体例として、以下のことがあげられます。

  • 加齢
  • 自律神経の調節障害(糖尿病などによる)
  • 長期間、寝ている状態(臥位)でいた
  • 流れる血液量の減少(循環血液量の減少)
  • 薬剤、心疾患、ホルモン分泌の異常など…

最後に(アドバイス)

起立性低血圧の"予防"として、

以下のことを参考にしてみてください。

  • 朝や起床時には急に起き上がらない
  • 起き上がる前にストレッチなどをする
  • 有酸素運動
  • 過度な飲酒や、食べ過ぎは避ける
  • 熱い湯への入浴は避けるなど…

起立性低血圧は、病気が原因となり

起こることがあるので、不安がある方は、

早めに医療機関への受診をおすすめします。

では、今回はここまでです。

参考になれば幸いです。

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【参考文献】
・岡田隆夫ら(2013):「標準理学療法・作業療法学,生理学」,第4版,医学書院
・医学情報科学研究所(2014):「病気がみえるvol.3,糖尿病・代謝・内分泌」第3版,メデュックメディア
・坂井健雄ら(2018):「人体の構造と機能①,解剖生理学」第10版,医学書院
・日本神経治療学会治療指針作成委員会(編集)(2016)「標準的神経治療:自律神経兆候に対する治療」Vel.33 No6

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