ハイキングや運動会など行事の多い季節になりました。お弁当を作る機会も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、おかずの1番人気・鶏の唐揚げの揚げ時間を短縮する裏技を紹介します。短い時間で中までしっかり火が入るので、加熱不足の心配もなくなりますよ。弁当作りの心配事を一つ減らせるので、ぜひお試しくださいね。

裏ワザは温める

時短にする裏ワザは電子レンジです。衣をつける前に電子レンジで加熱をして、温めておくのがポイントです。

冷蔵庫から出したてのお肉は、だいたい５度前後です。これをレンジで30秒を2~3回、合計1分～1分半ほど加熱して温めます。（鶏肉300ｇで600ｗの場合）

レンジ加熱で、肉を30~40度の人肌くらいまで温めておけば、揚げ時間を短縮することができます。

その後、衣をつけてふだん通り揚げれば、1度揚げでしっかり中まで火を入れることができます。

外側と内側が、同じタイミングでベストな状態になります。外はカリッと中はジューシーな唐揚げになります。

私の所感になりますが、2割くらい時間を短縮できます。

加熱不足の心配なし

同じ重量で、冷蔵庫から出したばかりで揚げたものと、裏ワザありでレンジで温めてから上げたものの断面を比べてみました。裏ワザなしは中心ままだ生ですが、裏ワザありはしっかり火が入っています。

お弁当作りで一番気をつかう加熱不足の心配がなくなるので安心です。

温め方のポイント

・小分けの加熱

鶏肉は一度にレンジで温めると、一部が高温になってしまいます。お肉は60度を越えると徐々に変性して脱水します。いわいる火の入った状態になります。
防ぐために、30秒の短い時間を2~3回に分けて温めるのがポイントです。途中は、混ぜて、加熱ムラがなくなるようにしてくださいね。

ビニール袋に入れて加熱をする場合は、上下左右をひっくり返せば大丈夫です。

・人肌・ぬるいくらいまで

温めるまでの温度ですが、私は指先で触って『温かい・ぬるい』と感じるくらいまで温めています。それ以下では揚げ時間が長く、それ以上では加熱ムラで火が入ってしまう心配も出てきます。お肉の重量によって時間が異なりますが、人肌くらいまで温めるとちょうどいいですよ。

まとめ

ほかにも、毎日の料理に役立つ裏ワザの記事を執筆しています。ぜひ参考にしてくださいね。

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