【WBCを100倍楽しもう!】-体の仕組みから考える"大谷さん"の活躍の秘訣とは!?-
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おがちゃん先生です。
今回は、WBC (ワールド・ベースボール・クラシック)で大活躍している「大谷選手」について、体の構造から"活躍の秘訣"を考えていきたいと思います。
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大谷選手の体の特徴
大谷選手は"二刀流"といって、投手と野手の両方で大活躍しています。
そして、大谷選手は高校生の頃から注目されていて、そのなかで「肩甲骨の動きが柔らかい」と有名でした
「肩甲骨が動きが柔らかい」ということで、他にもメジャー活躍する前田健太選手も同様に知られています。
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肩甲骨(けんこうこつ)とは?
「肩甲骨」というのは、肩の後ろ〜背中の左右に1つずつある骨です。
解剖学的には、鎖骨とともに「上肢帯(じょうしたい)」といい、腕を支えている骨になります。
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肩甲骨は、様々な方向に動きます。
具体的には、「上下(挙上・下制)」「内側・外側(内転・外転)」「回るような動き(上方・下方回旋)」などが可能です。
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そして、「腕を動かす」時には「肩甲骨」も一緒に動きます。
逆にいえば、「肩甲骨の動きが悪い」と「腕の動きも悪くなってしまう」ということです。
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「肩甲骨の動き」と「野球」
肩甲骨の動きが悪いと、投げる動作や、打つ動作のなかで、"動きに制限が出てしまう"。
いわゆる「自分の体を十分に使えていない状態」ともいえます。
だからこそ、大谷選手のように「肩甲骨が柔らかい」ことで、体全身を十分に使える。
そして、投手でも野手でも、様々なところで柔軟に対応していけるのではないかと考えています。
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肩甲骨の動きの注意点
ここまで「肩甲骨の動きが柔らかいと良い」というお話をしてきましたが、柔らかいだけではなく"安定して動くこと"が大切です。
そのためには「ローテーターカフ」と呼ばれる、肩甲骨の動きに重要な4つの筋肉が大切です。
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ローテータカフの筋力が低下していると、肩甲骨が安定して動かないため、肩を痛めやすくなってしまいます。
例として、ローターカフを鍛える簡単な運動を下に載せておきます。
この運動は「低負荷(きつすぎない)」で、ゆっくり行うことが大切です。
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最後に
ここまで紹介したように、大谷選手の活躍の秘訣として「肩甲骨が柔らかい」ことが、たくさんあるなかの、1つだと考えています。
このように"体を使い方"なども含めて、野球を観戦するのも楽しいと思います。
では、今回はここまでです。
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おがちゃん先生について
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● 解剖生理学セミナー主催
● 東京都麹町半蔵門にて整体活動中
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