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「アナロジー思考」を活用して「嫌いな仕事」を好きになる方法

横山信弘経営コラムニスト
(提供:shutterstock)

■どうしたら嫌いもの(仕事)を好きになれるのか?

「好きだから一所懸命にできますよね?」

と表現する人がいる。軽い言葉だ。この言葉の裏には、

(嫌いなら一所懸命にやれないのはあたりまえ)

という考え方が隠れているということだ。

このような考え方に囚われていると、いつまでたってもその思考から抜け出せなくなるかもしれない。現代社会は急速に変化しているため、好きなことだけをしていてもうまくいかない場合がある。例えば、「練習が嫌い」や「読書が苦手」と言っていては、新しいことを学ぶことはできない。

では、どうすればいいのか?

私がお勧めするのは、「アナロジー思考」である。自分理解を進めるため、具体的なものと抽象的なものを交互に考えることだ(具体と抽象の往復運動)。そして、次の2つの質問を使って自問することが大切である。

・自分が好きになるのはどんなパターンのときか?

・そのパターンを嫌いなものに当てはめるとどうなるのか?

アナロジー思考を使って考えてみることで、自分自身を理解することができる。

本日の記事では、以下の5部構成で説明していく。

①5つのパターンでパターン分析「抽象化」する

②5つの共通項をより抽象的に考える

③自分理解を進めるための「抽象化」の手順

④嫌いなものをどのように「好き」に変換するのか?

⑤「嫌いなこと」を好きになる4つの手順

最後まで読んでもらうことで、嫌いなものでも受け入れられるようになるだろう。工夫次第で、夢中になることもできる。

やる気が上がらない仕事、気分が乗らないタスクに苦しんでいる人に、ぜひ読んでいただきたいと思う。

■5つのパターンでパターン分析「抽象化」する

それでは、さっそく「具体と抽象の往復運動」を実践してみよう。

まずは具体的な過去の成功事例を書き出すのだ。成功事例とはもちろん「自分が何かを好きになった過去事例」のことだ。

ただ、ここで注意点がある。

「好き=楽しい」

「好き=嬉しい」

と捉えてはならない。もっと際立たせたほうがいい。人に反対されてもついつい意識してしまう、熱中してしまうことにしよう。

書き方としては、

「周りから止められてもやり(意識し)続けた」

とする。強調するため比較表現も加えるとなおいい。

「●●(ではなく、よりも、なのに)、●●に夢中になった(優先した)」

こう書くのだ。

それでは、実際に書き出してみよう。できれば100個ぐらいは書き出したい。そうでないとパターン分析して抽象化し、法則性を見いだせないからだ。その後、どのように引用するのかは後述する。

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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