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本当に「遊ぶ人ほど仕事ができる」のか? アナロジー思考で考えてみた

横山信弘経営コラムニスト

「遊ぶ人ほど仕事ができる」と言われる。

これは本当だろうか? 今回は、遊びと仕事の関係を使ってアナロジー思考を解説する。

本記事は4部構成である。

①アナロジー思考に不可欠な概念「ターゲット」と「ベース」

②アナロジー思考のための「具体と抽象の往復運動」

③4つの事例を使って解説する

④ターゲットとベースの構造的類似を見抜くための基礎知識

この記事を最後まで読むことで、初歩的なアナロジー思考を理解できるようになる。そして遊びの中でも地頭力を鍛えるヒントを見出せるようになるだろう。

変化の激しい時代に不可欠な思考である。

ぜひ最後までお付き合いいただきたい。

■アナロジー思考に不可欠な概念「ターゲット」と「ベース」

アナロジー思考を理解するためには、まず「ターゲット」「ベース」の概念を知っておこう。不可欠な概念だ。

ターゲットとは、問題を発見し、解決したい対象のことだ。遊びと仕事との関係であれば、ターゲットは「仕事」であろう。

いっぽう「ベース」とは、ターゲットに対して構造的類似している元ネタだ。今回の場合、ベースは「遊び」である。

たとえば、

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経営コラムニスト

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。最大のメディアは「メルマガ草創花伝」。4万人超の企業経営者、管理者が購読する。「絶対達成マインドのつくり方」「絶対達成バイブル」など「絶対達成」シリーズの著者であり、著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。

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