1976年生まれ、ライター、ドラマ評論家。テレビドラマ評論を中心に、漫画、アニメ、映画、アイドルなどについて幅広く執筆。単著に「TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!」(宝島社新書)、「キャラクタードラマの誕生 テレビドラマを更新する6人の脚本家」(河出書房新社)がある。サイゾーウーマン、リアルサウンド、LoGIRLなどのWEBサイトでドラマ評を連載中。
記事一覧
- ドラマ評論家・成馬零一のドラマ短評「鎌倉殿の13人」が描く「甘い敗者」と「苦い勝者」
ドラマ評論家の成馬零一によるドラマ短評。今回は、現在放送中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を取り上げています。三谷幸喜は新作大河ドラマで何を描こうとしているのか?
- ドラマ評論家・成馬零一のドラマ短評『ミステリと言う勿れ』第1話。“正しさ”と向き合う月9
ドラマ評論家・成馬零一によるドラマ短評。話題のドラマや懐かしのドラマ、ドラマにまつわるトピックについて短い記事を書いています。
- 震災・特集ドラマ『あなたのそばで明日が笑う』三浦直之(脚本家)×北野拓(プロデューサー)対談
東日本大震災10年 特集ドラマ『あなたのそばで明日が笑う』三浦直之(脚本家)×北野拓(プロデューサー)対談。NHK総合、NHKBS4Kにて3月6日、夜7時30分から放送。
- 大河「麒麟がくる」はクライマックスへ 描かれた「終わりのはじまり」は次にどうつながる?
『麒麟がくる』第41回「月にのbる者」では、各登場人物の動きが活発化し、終わりのはじまりが描かれた。
- 「麒麟がくる」裏切られて当然の信長とヒーロー明智光秀 いよいよ本能寺の変に向けたフラグが立つ
『麒麟がくる』(NHK)もよいよ終盤。第40話「松永久秀の平蜘蛛」では、松永久秀の死をきっかけに、明智十兵衛光秀と織田信長の間に、決定的な断絶が生まれる姿が描かれた。
- 大河「麒麟がくる」 戦シーンを大胆にカットしたことで浮かび上がる人間模様に注目
『麒麟がくる』第37回「信長公と蘭奢待」、なぜ信長と武田、浅井、朝倉のいくさは大胆にカットされたのか?
- 大河「麒麟がくる」で描かれる「暗鬱」 コロナ禍での本作は何を見せようとしているのか
いよいよクライマックス間近となった大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK)。明智光秀を主人公にした異例の戦国大河は我々に何を見せようとしているのか。
- ちば映画祭『本気のしるし』スペシャルトーク(深田晃司×福永朱梨×成馬零一×松崎まこと)
8月22日に開催されたアテネ・フランセ文化センターにて「ちば映画祭inアテネ・フランセ文化センターvol.2 連続ドラマ『本気のしるし』全10話一挙上映&スペシャルトーク」の模様を公開。
- dTVで配信されている乃木坂46主演ドラマ『サムのこと』『猿に会う』は屈指の青春ドラマである。
dTVで配信されている『サムのこと』、『猿に会う』は乃木坂46主演のアイドルドラマであると同時に優れた青春ドラマでもある。
- 極大化と極小化 -2020年のドラマ予想-
2020年のテレビドラマはどこに向かうのか? 2010年代に起きた極大化と極小化という傾向について解説しつつ、今後の展望について考えてみたいと思います。
- ドラマ『本気のしるし』特集2 深田晃司&土村芳 Wインタビュー
『本気のしるし』特集2では、深田晃司監督と葉山浮世を演じた土村芳さんのWインタビューを掲載する。オーディションの経緯や、どのような気持ちで浮世を演じたかについて話を伺っている。
- ドラマ『本気のしるし』特集1 イベントルポ&深田晃司監督インタビュー
『淵に立つ』や『よこがお』といった映画で知られる深田晃司監督が手掛けた連続ドラマ『本気のしるし』はどのように作られたのか? 「特集1」では、トークイベントの模様と&深田監督のインタビューを掲載。
- 振り込め詐欺をおこなう反社の実態を描く杉野遥亮主演のピカレスクドラマ『スカム』を見逃すな!
反社(反社会勢力)、半グレと呼ばれる組織による特殊詐欺を内側から描いたのがピカレスクドラマ『スカム』である。彼らはなぜ老人を狙った犯罪に走るのか? そこには日本社会が抱える根深い問題が潜んでいた。
- 真木よう子、仲里依紗、岩田剛典が出演。土曜ドラマスペシャル『炎上弁護人』(NHK)が今夜9時放送。
本日(12月15日)、夜9時からNHKで、単発ドラマ『炎上弁護人』が放送される。脚本は井上由美子、演出は笠浦友愛。 この企画は、佐村河内守や小保方晴子の炎上騒動から着想されたものだ。
- NHK土曜ドラマ『フェイクニュース』放送記念 プロデューサー・北野拓インタビュー
本日(10月20日)、NHKで夜9時から放送される土曜ドラマ『フェイクニュース』、この放送を記念してプロデューサーの北野拓さんのインタビューを掲載しました。
- 明石家さんまが手がけるドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』本日Netflixで全世界配信。
本日、Netflixから全国配信されるドラマ「Jimmy」がスタートする。企画・プロデュースは明石家さんま。芸人・画家として活躍するジミー大西の物語にはさんまが考えるお笑い観が強く出た作品だ。
- 松坂桃李が殺人犯を演じる映画『不能犯』が好調。前日譚となるdTV配信のオリジナルドラマも見応えあり。
2月1日に公開された『不能犯』が面白い。監督は『コワすぎ!』シリーズで知られる白石晃士。dTVで独占配信中の内藤瑛亮が監督を務める前日譚のオリジナルドラマも見応えがあり。
- 今夜10時から始まる、abemaTV初のオリジナルドラマ『#声だけ天使』は良質の青春ドラマだ。
1月15日(月)夜10時から放送される『#声だけ天使』はabemaTV初のオリジナルドラマ。声優業界を舞台にしたベンチャー精神溢れる青春&恋愛ドラマだが、その魅力はベンチャー精神にある。
- ドラマ脚本家・坂元裕二の集大成にして新境地となるのか? 広瀬すず主演ドラマ『anone』。
ドラマ脚本家・坂元裕二の集大成にして新境地となるのか? 広瀬すず主演ドラマ『anone』。
- 視聴熱一位を獲得。dTV配信ドラマ『花にけだもの』は若者向けドラマのプラットフォームとなりえるのか?
dTV配信ドラマ『花にけだもの』は若者向けドラマの新たな流れとなりえるのか?
- 『監獄のお姫さま』で宮藤官九郎が描く、チーム女子の結束と、顔の見えない男たち。
宮藤官九郎が脚本を手がけるドラマ『監獄のお姫さま』は何を描こうとしているのか?2000年代にチーム男子の結束を描いたクドカンが2010年代にチーム女子を描く理由について考察する。
- バブルが弾けなかった53歳。『ハロー張りネズミ』で山口智子が演じた所長はドラマ史に残る大発明だ。
夏クールのドラマが終わったが、見ていて一番面白かったのは『ハロー張りネズミ』で所長役を演じる山口智子だった。なぜ、本作で山口智子が演じた所長はカッコよかったのか?
- 藤沢周平新ドラマシリーズ「橋ものがたり」がスタート、第一弾『小さな橋で』は時代劇版『北の国から』だ。
藤沢周平没後20年を記念したオリジナル時代劇プロジェクト・藤沢周平 新ドラマシリーズ 第二弾「橋ものがたり」が放送される。その第一弾として、杉田成道が監督を務めた「小さな橋で」が、放送される。
- 竹野内豊がNHKドラマに初主演。朗読を題材にした『この声をきみに』は中年男性の「ぽっかり」を埋める。
今日からNHKで放送されるドラマ『この声を君に』は朗読教室を舞台としたラブストーリー。NHKドラマ初主演となる竹野内豊は偏屈な数学科の准教授を好演している。彼の目を通して描かれる朗読の楽しさに注目だ。
- ネット配信ドラマ『パパ活』が面白い。野島伸司の尖った作品を受け止める定額動画配信サービス。
dTV、FODで配信しているドラマ『パパ活』が面白い。脚本は『101回目のプロポーズ』や『高校教師』などを手掛けた野島伸司。定額動画配信サービスはいかにして野島伸司の作家性を受け止めたのか?