2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。09年から日刊スポーツで連載、16年から「室井昌也の韓国野球を観に行こう!」(ラジオ日本)に出演。韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載している。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。本欄の写真の多くは自ら撮影。
記事一覧
- 釜山ロッテ3連勝 28歳右腕クローザーは2年連続25セーブ到達<韓国KBOリーグ>
15日の結果です。ロッテジャイアンツはKIAタイガースとのダブルヘッダー第1試合に勝利し3連勝。昨季からクローザーを務める28歳右腕のキム・ウォンジュンが2年続けて25セーブに到達しました。
- 3度の戦力外を経験した32歳、通算6本目のアーチが決勝満塁弾に<韓国KBOリーグ>
14日の結果です。NCは6-6で迎えた6回に先発出場のチョン・ミンスが2号満塁弾。この一打が決勝打になりました。プロ14年目、3度の戦力外を経て今季NC入りした外野手の通算6本目のホームランでした。
- 「怒りロジン」を投げた外国人投手の処分決定 ぶつけられた球審は3日後に息子がドラフト指名の激動の日々
KBOは10日のKT戦で球審に対し暴言と威嚇行為を行ったマイク・モンゴメリー投手(サムスン)への処分を決定しました。またその球審はきのうのドラフトで息子が指名されるという激動の日々となっています。
- 27歳で初勝利し8年連続2ケタ勝利の35歳 通算100勝の権利まであと1死で降板<韓国KBOリーグ>
12日の結果です。トゥサンの先発ユ・ヒグァンは、6点リードで勝利投手の権利が得られる5回を迎えるも4失点し4回2/3で降板。通算100勝まであと1つとして5度目の登板も勝利とはなりませんでした。
- 育成出身の26歳横手投げが5回2失点でプロ初勝利 チームは5連敗でストップ<韓国KBOリーグ>
11日の結果です。KIAは26歳育成出身のユン・ジュンヒョンが先発しプロ初勝利。チームの連敗を5で止めています。他球場ではLGの2年目左腕が6者連続四死球のリーグワーストを記録する場面がありました。
- 打率2位のイ・ジョンフが27日ぶりの1軍出場 右脇腹痛から復帰し二塁打を放つ<韓国KBOリーグ>
10日の結果です。イ・ジョンフ(キウム)が右脇腹痛から27日ぶりに復帰。3番センターで先発出場し二塁打を放ちました。またLG-ハンファではボーア(元阪神)が無安打でチーム全得点の2打点を記録しました。
- 打率1割台で8番起用のボーア(元阪神)が初回に満塁弾 チームの連敗を4で止める<韓国KBOリーグ>
9日の結果です。打率1割台のLGジャスティン・ボーア(元阪神)が初の8番で先発出場。初回に8月11日以来の一発となる2号満塁弾を放ちました。LGは序盤の大量リードを守って連敗を4で止めています。
- ロマック(元DeNA)が代打決勝2ラン 約2か月ぶりとなる19号放つ<韓国KBOリーグ>
8日の結果です。SSGは同点の6回裏、代打のジェイミー・ロマックに19号2ランが飛び出し勝ち越しに成功。この一打が決勝打となりました。ロマックは7月10日以来の一発。5年連続20本まであと1本です。
- 19歳ルーキー遊撃手がプロ初アーチ 先制3ランが決勝打に<韓国KBOリーグ>
7日の結果です。NCは高卒新人のキム・ジュウォンが2回に先制3ラン。この一発がプロ初アーチでした。正ショートの故障で出場機会を得た両打ちの19歳がレギュラー選手の復帰が迫る中、大きくアピールしました。
- 首位KTが3戦続けて11得点し3連勝 投手陣も3試合でわずか2失点<韓国KBOリーグ>
5日の結果です。首位KTが2位LGに11-0で完勝。前日、前々日と11-1で勝利したKTは3戦続けて11得点し3連勝です。いずれも先発投手が好投し、リリーフ陣が無失点ピッチングを続けています。
- 中日の元外野手「じゃない方」のイ・ビョンギュ 37歳シーズン途中の引退を決断
かつて中日に在籍した韓国人選手と同姓同名で、チーム、投打、ポジションも同じだったイ・ビョンギュが現役引退を決断しました。「小さいイ・ビョンギュ」と呼ばれた打者の現役生活を振り返ります。
- 低迷続くハンファ、6年ぶりに国内投手が2ケタ勝利/元楽天・ブリガム退団<韓国KBOリーグ>
4日の結果です。ハンファは先発のキム・ミンウが自身初の10勝目。ハンファで外国人投手以外が2ケタ勝利を記録するのは6年ぶりです。またキウムのブリガム(元楽天)が夫人の看護などを理由に退団となりました。
- 秘技「Bluetooth打法」を見せる34歳 李大浩に代わる4番一塁として活躍中<韓国KBOリーグ>
3日の結果です。ロッテジャイアンツはハンファとのダブルヘッダーで連勝。球界一泥臭い4番打者で「バットの遠隔操作」が特技のチョン・フンが初戦で決勝打を放つなど、2試合全打席で出塁しました。
- 先月合流の助っ人打者が16試合目で初の決勝打 均衡を破る一打で連敗を4で止める<韓国KBOリーグ>
2日の結果です。キウムは0-0で迎えた8回裏、5番ウィル・クレイグの左前適時打で均衡を破り1-0で勝利。連敗を4で止めました。8月にチーム加入のクレイグは初の決勝打。2度目の複数安打を記録しています。
- 元ソフトバンクのミランダが9回2死でノーヒットノーランを逃すも初完封で11勝目<韓国KBOリーグ>
9月1日の結果です。トゥサンのアリエル・ミランダ(元ソフトバンク)が9回2死にこの日初安打を喫し、あと1人というところでノーヒットノーラン達成を逃しました。しかし初完封で11勝目を挙げています。
- 39歳の呉昇桓(元阪神)30セーブ到達 五輪後7試合は無失点<韓国KBOリーグ>
31日の結果です。サムスンの抑えオ・スンファン(元阪神)が今季30セーブ目を挙げました。東京五輪3位決定戦で5失点し負け投手になったオ・スンファンですが、五輪後の公式戦7試合では1点も与えていません。
- 代表との強化試合で株を上げた5年目左腕 6回を2ランの1安打に抑えてプロ初勝利<韓国KBOリーグ>
29日の結果です。LGは五輪前の代表チーム相手の強化試合で好投し注目された、5年目左腕のソン・ジュヨンが今季3度目の先発。キウム打線を6回1安打2失点に抑えてプロ初勝利を挙げました。LGは4連勝です。
- 一発軍団がホームラン4発 2ケタ得点で連敗を6で止める<韓国KBOリーグ>
28日の結果です。SSGは5番チェ・ジュファンが2打席続けてライトポール直撃の一発を放ち、チェ・ジョンがリーグ単独トップの23号3ラン、オ・テゴンに5号2ランが飛び出し、2ケタ得点で連敗ストップです。
- 東京五輪で大会最多の6試合登板の鉄腕 20日ぶりのマウンドでサヨナラ白星手にする<韓国KBOリーグ>
27日の結果です。東京五輪韓国代表のリリーフとして大会最多の6試合に登板した、キウムの抑えチョ・サンウが五輪後初の登板。同点の9回表を0点に抑え、その裏味方のサヨナラ打で勝ち星を挙げました。
- LGがサムスンの連勝を止めて2位再浮上/日系3世ブラジル人投手がKIA入り<韓国KBOリーグ>
26日の結果です。LGが4連勝中のサムスンに勝利し2位に再浮上しました。またKIAは新外国人選手として日系3世ブラジル国籍の投手、ボー・タカハシ(レッズ傘下3A)と契約したと発表しています。
- 直球は7球に1球の19歳右腕 変化球が冴え6回1失点の好投<韓国KBOリーグ>
25日の結果です。首位KTは先発のソ・ヒョンジュンがSSG打線を6回1失点に抑えて4勝目を挙げました。87球のうち変化球が多くを占め、最も多い球種はカットボールの33球。直球は12球でした。
- FA人的補償で移籍の25歳が3ラン含む3打点 8月好調で月間打点トップタイ<韓国KBOリーグ>
24日の結果です。トゥサンがハンファに11-8で勝利。トゥサンの6番パク・ケボムが3ランを含む3安打を放ちました。8月の月間打点はリーグトップタイ、月間打率も4割を超す活躍を見せています。
- プロ野球選手の暴力行為に30試合以上出場停止の韓国 制裁金の規定もあり。2つの事例を紹介
中田翔内野手に対して日本ハムが科した出場停止処分が、巨人移籍とともに解除となったことに、一部で批判があります。韓国KBOリーグの場合、暴力行為に関して出場停止日数と制裁金の額が規約に定められています。
- 4試合が雨で中止 実施の1試合も2度の中断を経て7回降雨コールドに<韓国KBOリーグ>
23日の結果です。雨により4試合が中止に。唯一行われた試合も、7回表降雨コールドとなりました。五輪代表のロッテジャイアンツの先発パク・セウンが、前回登板に続き無失点ピッチングで5勝目を挙げています。
- 1~4番がチーム全安打を放ち エースが6回1失点の好投でリーグトップの12勝目<韓国KBOリーグ>
22日の結果です。キウムが6-1でKIAに勝利。先発のヨキッシュが6回1失点でリーグトップの12勝目を挙げました。キウム打線は1~4番がチームの全安打を放ち、3、4番の計6打点がすべての得点でした。