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首位LG、投打で外国人選手が活躍し連勝 先月手術のロッテ・安田権守が2軍戦で復帰<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
ケイシー・ケリーとオースティン・ディーン(写真:LGツインズ)

トゥサンベアーズ-LGツインズ(チャムシル)はLGが初回に2点を先制。4番オースティン・ディーンが2死二塁で、トゥサンの先発ラウル・アルカンタラのフォークをレフトスタンドに運ぶ12号2ランを放った。

2回裏、トゥサンが1点を挙げて追い上げるも、3回表にLGは2死からオースティンが、今度はスライダーをレフト前に運ぶヒットで出塁。オースティンは盗塁で二塁に進み、次打者の四球で一、二塁とすると、6番ムン・ボギョンがアルカンタラのフォークをライトへ4号3ラン。LGが5-1とリードを広げた。

LGの先発ケイシー・ケリーはランナーを出しながらも要所を締めて、7回101球を投げて8安打2失点。試合は投打で外国人選手が活躍したLGが9-2で勝利し、連勝を飾った。ケリーは7勝目(6敗)。

首位LGが勝って、2位SSGランダーズが敗れたため、1、2位のゲーム差は2.5に広がった。一方、敗れた3位のトゥサンは11連勝の後の3連敗。

◇7月28日(金)の結果

・トゥサン 2 - 9 LG(チャムシル)

 勝:ケリー

 敗:アルカンタラ

・キウム 5 - 5サムスン(コチョク)

 勝:

 敗:

・SSG 3 - 4 ハンファ(インチョン)

 勝:チュ ヒョンサン

 敗:ソ ジンヨン

・KIA 6 - 5 ロッテ(クァンジュ)

 勝:イ ウィリ

 敗:パク セウン

・NC 2 - 10 KT(チャンウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:キム ヨンギュ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「イ・ジョンフが左足首の手術を終える」

22日の守備で左足首を痛めたキウムヒーローズのイ・ジョンフ外野手が、27日に手術を行い無事終了した。29日に退院し、来週以降2軍施設でリハビリを行う予定だ。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

6月9日に右ひじの遊離軟骨(ねずみ)除去手術を受け、リハビリを行っていたが、28日のKIAタイガースとの2軍戦に1番レフトで先発出場し復帰。3打数3安打を記録した。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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