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アン・ウジンが8回2安打無失点、10奪三振で7勝目 二塁踏ませぬ好投<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
7勝目を挙げたアン・ウジン(写真:キウムヒーローズ)

27日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

キウムヒーローズ-ハンファイーグルス(コチョク)はキウムの先発アン・ウジンが好投した。8回99球を投げて散発2安打、1四球、二塁を踏ませない抜群の安定感で、3連続を含む10個の三振を奪った。

アン・ウジンはカーブをカウント球と決め球に効果的に使い、8回にこの日の最速タイの157キロの速球を投げ込むなど余裕の投球を見せた。

一方のハンファの先発リカルド・サンチェスも7回2安打ピッチング。4回に味方のエラーと四球をきっかけに喫した2失点に抑えた。

試合は2-0でキウムが勝利し連敗をストップ。アン・ウジンは7勝目(6敗)を挙げた。防御率は2.31でリーグ3位。惜しくも敗戦投手となったサンチェスは4敗目(5勝)となっている。

◇7月27日(木)の結果

・トゥサン 1 - 9 ロッテ(チャムシル)

 勝:バーンズ

 敗:チェ ウォンジュン

・キウム 2 - 0 ハンファ(コチョク)

 勝:アン ウジン

 敗:サンチェス

・KT 6 - 9 LG(スウォン)

 勝:チョン ウヨン

 敗:イ サンドン

・サムスン 6 - 5 SSG(テグ)

 勝:チェ ジグァン

 敗:ペク スンゴン

・NC 4 - 0 KIA(チャンウォン)

 勝:フェッド

 敗:ヤン ヒョンジョン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「チェ・ジョンが8シーズン20本塁打」

SSGランダーズのチェ・ジョンがサムスンライオンズ戦の9回表、サムスンの7番手オ・スンファンから20号ソロを放ち、8シーズン20本塁打となった。イ・スンヨプ(現トゥサン監督)、パク・ピョンホ(KT)に次いでリーグ3人目だが、チェ・ジョンを除く2人は、途中海外でのプレー期間を挟んでいる。チェ・ジョンの通算本塁打数は449本でイ・スンヨプに次ぐ歴代2位、現役では1位だ。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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