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3番起用に応えた26歳がアルカンタラから決勝2ラン チームの連敗を4で止める<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
アルカンタラから決勝2ランを放ったキム・テヨン(写真:ハンファイーグルス)

3日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

連勝中のトゥサンベアーズと4連敗のハンファイーグルスが対戦。トゥサンの先発ラウル・アルカンタラに対し、ハンファはアルカンタラに5打数3安打と相性がいいキム・テヨンを3番で起用した。

ハンファは1回裏、1死一塁でそのキム・テヨンが1ボールの後の2球目、アルカンタラの149キロのストレートをレフトスタンドに運ぶ3号2ラン。ハンファが2点を先制した。

ハンファはその後得点を追加し、リードを守って5-2で勝利。キム・テヨンの初回の一発が決勝打となって連敗を4で止めた。

キム・テヨンは昨季初めて規定打席に到達した26歳。主に2、6番に座り、内、外野の複数ポジションを任されている。この日は3番ライトで出場し、得意のアルカンタラから貴重な一発を放った。敗れたアルカンタラは5敗目(10勝)。

◇8月3日(木)の結果

・LG 5 - 4 キウム(チャムシル)

 勝:チョン ウヨン

 敗:ヤン ヒョン

・KT 3 - 1 SSG(スウォン)

 勝:オム サンベク

 敗:エリアス

・ハンファ 5 - 2 トゥサン(テジョン)

 勝:ペーニャ

 敗:アルカンタラ

・サムスン 8 - 12 KIA(ポハン)

 勝:イ ウィリ

 敗:ウォン テイン

・ロッテ 1 - 8 NC(プサン)

 勝:ワイドナー

 敗:パク セウン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「先週まで所属の古巣からプロ初アーチ」

キウムヒーローズのイ・ジュヒョンが、先週7月28日まで在籍したLGツインズとの対戦で、1回表に1号2ランを放った。イ・ジュヒョンはプロ4年目で初本塁打。古巣からの記念すべき一発となった。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

NC戦に9番レフトで出場。1打席目レフトフライ、2打席目セカンドゴロ。3打席目は代打のコ・スンミンと交代した。2打数無安打。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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